犬がいる生活といない生活の大きな違い

犬との暮らしがスタートすると、これまでの生活とは内容が大きく変わります。日常生活における具体的な違いを見ていきましょう。
規則正しい生活リズムになる
犬がいない生活では朝寝坊や夜更かしも自由にできますが、犬がいる生活になるとそうはいきません。朝ごはんやお散歩を催促されたり、トイレのタイミングに起きる必要性も出てきます。
そのため、休日にも自然に決まった時間に起きるようになり、結果として飼い主自身の生活リズムが整っていきます。生活を見直すきっかけにはなりますが、長い間自由に暮らしていた人ほど慣れるまで苦労をする可能性が高いです。
毎日の運動習慣がつく

犬がいる暮らしでは、基本的に毎日の散歩が欠かせません。雨の日も風の日も犬は体を動かして、筋力の維持やストレスの解消を行います。
犬がいない生活では意識しないと運動不足になりがちですが、犬がいると1日2回の散歩で毎日歩く習慣が身につきます。運動に苦手意識があった人でも、「愛犬のためなら」と一歩を踏み出すきっかけになりやすいです。
新しいコミュニケーションが生まれる
犬を迎えると、家の中にも外にも新しい会話のきっかけが生まれます。家庭内なら「今日の愛犬の様子」について話す機会が増えて、犬を通じて「家族間のコミュニケーションが増えた」と感じる人が多いです。
また、愛犬を連れて近所を歩くだけでも、「可愛いですね!」などと声をかけられる機会が増えます。ドッグランなどで、ほかの飼い主さんとのネットワークが広がることもあり、これまで接点のなかった人々と会話を交わす場面が増えていきます。
生活環境が犬優先になる

犬がいない生活は自分の好きなインテリアを楽しめますが、犬がいる生活になると生活環境が犬中心のスタイルへ一変します。サークルやケージを設置すると、リビングの大半が犬の居場所になることも少なくはありません。
犬を迎える際には、滑りやすいフローリングには滑り止めマットを敷いて、犬がぶつからないような家具の配置が不可欠です。誤飲を防ぐために手の届く場所に物を置かないようにして、電気コードにはカバーをする必要も出てきます。
一年を通してエアコンは基本的につけっぱなしにして、愛犬が安全で快適に過ごせる環境にすることが重要になります。
自由時間の減少と金銭的な負担
犬を家族に迎えるということは、大切な命を預かる責任を背負うことでもあります。そのため、犬がいない生活に比べて行動の制限や金銭的な面での負担も出てきます。
具体的には、自由気ままな旅行に出かけたり、夜遅くまで残業や飲みに出たりするのは難しくなるでしょう。犬は留守番が苦手である傾向があり、とくに慣れるまでは出来る限り早い帰宅が求められます。
また、毎日のフード代やトイレシーツ代、エアコンなどの電気代、定期的なトリミング代、予防接種、ケガや病気の際の医療費など、犬がいない生活にはない出費がかさみます。
とくに医療費はまとまった資金が必要になる可能性もあり、経済的な余裕がない場合は飼育が厳しいのが現実です。
飼い主にしか分からない暮らしの差

犬がいる生活は決して楽しいことばかりではありません。しかし、生活習慣や金銭面以上に、飼い主にしか分からない暮らしの差についてご紹介します。
家で待っている存在が生きがいになる
仕事や外出から帰宅した時、ドアを開けた瞬間に尻尾を振って全力で喜んでくれる存在がいることは、犬がいない生活では味わえない体験です。
誰も待っている人がいない家に帰っていた日々にはなかった、大きな充足感を与えてくれます。仕事で疲れたり嫌なことがあったりした日でも、愛犬に出迎えてもらえただけで心が癒され、明日への活力になることが多いようです。
幸福度が増す
疲れている時に愛犬が寄り添ってくれたり、無邪気な仕草で笑わせてくれたりする存在がいるだけで、心の安定を得やすくなります。全ての人が同じように感じるとは限りませんが、愛犬へのしつけに苦労した分だけ絆は深まり、言葉にできない幸福感をもたらすことがあります。
一人暮らしの人や孤独を感じている人でも、真っ直ぐに目を向けてくる愛犬を見ているだけで、凝り固まった心がほぐれるのを感じることがあるでしょう。
まとめ

犬がいる生活といない生活には、生活リズムや住環境の変化だけではなく心の変化にも大きな違いがあります。経済的・時間的な負担も大きいですが、それ以上に得られる幸福感はかけがえのない宝物となるでしょう。



