気づいて!犬が疲労困憊しているときのサイン

ハッハッと息を荒く吐く
犬が「ハッハッ」と息を吐く行動はパンティングと呼ばれ、体内の熱を逃がすための行動です。
人間のように汗をかくことのできない犬にとっては体温調節を担う重要な行為ですが、あまりに激しすぎるパンティングは過度に疲労しているサインの可能性もあります。激しすぎるパンティングはいわば『汗びっしょり』な状態ともいえるでしょう。
その場を動かない
散歩の途中で犬が座り込み、リードをいくら引っ張っても頑として動かず拒否する様子は、SNS等でもしばしば面白おかしく投稿されています。
単なるワガママによる拒否であれば笑って済ませていいのですが、場合によっては疲労困憊で動きたくても動けず、拒否状態に陥っていることもあるので要注意です。
ストレスサインを見せる
適度な疲労はストレスを発散させてくれますが、過度な疲労は物理的にも心理的にも逆に多大なストレスになります。犬には『カーミングシグナル』と呼ばれる特有のストレスサインがあります。以下のような行動が見られた際は要注意です。
- 前足をしつこく舐める
- 首の辺りを掻く
- あくびをする
- お腹を見せる
要注意!犬を疲れさせる飼い主さんのNG行為

体調やライフステージに合わない散歩
犬にとって毎日の必要運動量をしっかり確保することは欠かせません。そのためにも重要なのがお散歩ですが、同じ距離を同じ速さでただ繰り返していればいいわけではないのです。
犬のその日の体調や天候、またライフステージの変化によっては、いつもと同じ量のお散歩でも過剰な運動になりえるということを認識しておきましょう。
真夏に暑さ対策をしない
犬種やライフステージにもよりますが、一般的に犬は暑さが苦手です。特に近年の日本の夏の暑さは犬にとっては命取りにもなりかねません。
炎天下の日中にお散歩させるのはもってのほかですが、家の中にいてもエアコンを使用しなかったり適切な暑さ対策をとらないのは疲労を溜め込む原因になります。
人混みに連れて行く
近年ではペットツーリズムの機運も高まり、愛犬を連れて観光地やイベントに行く機会も増えたのではないでしょうか。人気の観光地やイベントは人が多いこともありますよね。
人間としてはそれも旅やイベントの醍醐味と感じるかもしれませんが、犬にとって人混みに入ることは疲れのもとです。まして人混みの中を歩かせることは怪我のリスクもあるため避けるべきです。
苦手な音のする環境にいさせる
苦手なことや嫌いなことを我慢するのは疲れますよね。犬も同じです。特に大きな音や破裂音を苦手と感じる犬は多いため、花火大会や雷の音が聞こえる環境に長時間いると恐怖とストレスでぐったり疲れてしまいます。
飼い主さんの工夫だけではどうすることもできない場合もありますが、せめて愛犬が安心できるように振る舞うことが大切です。
まとめ

適度な疲労は満足感や心の安定にもつながりますが、疲労困憊してしまうと逆に体調を崩してしまうこともあります。
愛犬の様子をしっかりと観察し、無理をさせすぎないようにコントロールすることが大切です。



