犬に絶対やってはいけない『NGな叱り方』6選 今すぐに改善すべき間違ったしつけとは?

犬に絶対やってはいけない『NGな叱り方』6選 今すぐに改善すべき間違ったしつけとは?

愛犬には「悪いことをしたら、きちんと叱らなければ」と考えている飼い主さんが多いでしょう。しかし、犬にとっては、人間の考える「反省させるための叱り方」が、恐怖や不信感につながることも……。今回は、愛犬との信頼関係を守るために知っておきたい『NGな叱り方』を紹介します。

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️犬に絶対やってはいけない「NGな叱り方」6選

イタズラした犬

犬のしつけで大切なのは、間違った行動をただ叱ることではなく、「してほしい行動」を愛犬にわかりやすく伝えることです。ここでは、今すぐ改善すべき飼い主のやってはいけない叱り方を紹介します。

1.大声で怒鳴り続ける

愛犬がイタズラをしたとき、「ダメ!」「やめて!」と大きな声で怒鳴ってしまうことはありませんか。危険な行動をその場で止めるために、短く「ダメ」と伝えること自体は間違いではありません。

しかし、長時間怒鳴ったり、感情的に叱り続けたりする行為は避けてください。犬は「なぜ怒られているのか」を理解できず、飼い主さんの大きな声そのものを怖がってしまう可能性があるからです。

落ち着いた声音で短く伝えたら、すぐに別の行動へ誘導してあげましょう。

2.犬を押さえつける

愛犬が興奮したときなどに、力で押さえつけて言うことを聞かせようとする対応も避けたい叱り方のひとつです。

昔は「人間が上位であることを教えなければ」と考えて、犬を床に押さえつける方法が紹介されていたこともありますが、この行為は恐怖を与えるだけになってしまうことが多々あります。

特に子犬の場合、無理やり押さえつけられた経験が、飼い主さんへの不信感につながることもあるので要注意!興奮しているときは、まず犬と周囲の安全を確保し、落ち着ける環境を作ることを優先しましょう。

3.マズルをつかむ・叩く

犬の鼻先

愛犬が噛んだり吠えるなどの問題行動をしたときに、マズルをつかんだり、叩いたりしていませんか。「噛んだら痛い目に遭うぞ」としつけのつもりでも、犬から見れば「突然、飼い主さんに攻撃された」と感じています。

中には、マズルや顔周りを触られることが苦手になってしまう犬もいるでしょう。

噛んだり吠えたりする行動が頻繁に見られるときは、その原因を考えることが大切です。遊びの延長なのか、恐怖や警戒によるものなのか、はたまた体調不良や痛みが関係しているのか、見極めてください。

4.首を強く引っ張る

散歩中に犬が急に走り出したときなど、リードを強く引っ張って止めることもあるかもしれません。しかし、なるべくならば首に強い負担がかかるような扱いは避けたいものです。

「行ってはいけない方向」を力で止めるだけではなく、犬が飼い主さんに意識を向けられるようコマンド指示を教えたり、飼い主の声に従えたときに褒めるなど、望ましい行動を教えていきましょう。

5.失敗したあとに時間を置いて叱る

おしっこを失敗した跡

トイレの失敗やイタズラを見つけて、「さっきやったでしょ!」と後から叱る飼い主を見かけます。しかし、犬は時間が経ってから叱られても、基本的に過去の行動と叱られている理由を結びつけることができません。

そのため、失敗した場所に犬を連れていって叱るような方法も、しつけとして効果的とは言えないでしょう。

トイレを成功した瞬間に褒める、イタズラなら危険なものを片付けて代わりに遊べるものを与えるなど、「正しい行動」を教えてください。

6.名前を呼んでから叱る

犬の名前を呼んで近くに来たところで叱る、という対応にも注意が必要です。この行動を何度も繰り返していると、「名前を呼ばれる=嫌なことが起こる」と覚えてしまう可能性があります。

名前はなるべく「褒めてもらえる」「飼い主さんが優しく声をかけてくれる」など、ポジティブな印象に繋げたいですよね。

叱る必要があるときも、名前を怒鳴るように使うのではなく、落ち着いて行動を止め、別の行動へ誘導するために使いましょう。

️犬のしつけは叱るよりも『教える』ことを意識して

頭を撫でられる犬

犬のしつけでは、愛犬に「いけないこと」を伝えるだけではなく、「どうすればいいのか」を教えてあげることも大切です。

たとえば、家具を噛むのであれば「噛んではいけない」と叱るだけではなく、噛んでもよいおもちゃを用意して、そちらで遊べたら褒める、といった方法で誘導しましょう。

他にも、飛びついてくるのであれば、コマンド指示に従い、落ち着いていられたときに褒めて要望に応えてあげてください。

このように、犬にとってわかりやすい『正解』を示してあげると、少しずつ望ましい行動を覚えていきます。

️まとめ

犬を撫でる女性

犬のしつけでは、つい「悪いことをしたら厳しく叱る」と考えてしまいがちです。しかし、押さえつける、マズルをつかむ、叩く、首を強く引っ張るなど、恐怖や痛みを利用した叱り方は信頼関係を壊しかねません。

大切なのは、犬を怖がらせることではなく、「してはいけない行動」と「してほしい行動」をわかりやすく伝えることです。愛犬が失敗したときも、「どうしたら正しい行動を教えられるかな」と考えてみましょう。

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