犬が留守番中に『いたずら』をしてしまう理由

1.不安・寂しいから
犬が不安や寂しさを感じると、目の前にある家具や日用品を噛んだり掘ったりして気分を紛らわせます。トイレシートやソファは狙われやすいですね。
また大きな音が苦手な犬であれば、飼い主がいない間に工事や雷などの大きな音が聞こえると不安が増します。
そんなときはますます見つけた物を噛む、走り回るなどして自分を落ち着けようとします。
2.退屈だから
飼い主がいなくなって不安ではないけれど、退屈だからという理由で目の前にある物をいたずらする犬も多いです。若くて体力がある犬にはよく見られます。
犬の祖先は狩りをして生活していました。部屋の中の物を噛んだり掘ったりする動作は狩りに似ているので、楽しいと感じてしまうようです。
3.飼い主がかまってくれるから
犬は飼い主がかまってくれる、注目してくれることに喜びを感じます。褒められることが嬉しいのはもちろんですが、叱られることも嬉しいと感じる犬は多いです。
帰宅して愛犬が部屋を荒らしていたらつい怒ってしまいがちですが、悪い癖を直すためにはあまり怒らないでいることが大切です。
犬が安心して過ごすための対策

防音対策をする
大きな音が苦手な犬には、防音効果のあるカーテンをつける、窓のない外の音が聞こえにくい部屋に犬を居させるといった対策をしましょう。
犬の聴力は人間より発達しているので、普段から家の外の音がよく聞こえています。吠え癖のある犬なら通行人の音が聞こえにくくなるので、吠え防止にもなります。
ケージに犬を入れる
犬用のケージは牢屋のようで閉じ込めたらかわいそうと思う人もいるでしょう。しかし犬は狭くて暗い場所を住処にするので、ケージに入っても人間のように不快と感じません。
犬の居場所をサークルで囲い、中にケージやトイレを設置するのは理想的です。屋根付きのケージは犬にとって自分の部屋のようになり、安心できます。
犬が物を噛む癖は簡単には直りません。放置していると犬が危険なものを誤飲する、感電する、火事が起きるといった事故が起きる可能性があります。
愛犬のいたずらが直らず、どうしても留守番をさせなければいけないときはケージに入れてください。なるべく早く帰宅し、帰宅したら『良い子にしてたね』と褒めてあげましょう。
長時間遊べるおもちゃ・おやつを与える
暇になると物を噛んでしまう犬には、頑丈で長時間遊べるおもちゃを与えましょう。ペットショップでよく見かけるコングやロープのおもちゃはおすすめです。
力が強い犬種には鹿の角を与えても良いでしょう。中におもちゃを入れてどこにあるのか探させる知育玩具もありますが、誤飲する可能性のある犬には留守番で使用するのはやめましょう。
時間がかかるおやつにはヒマラヤチーズ、歯磨きガムや乾燥させた豚の耳などたくさん市販されています。
これらも小さくなったおやつを飲み込んで喉に詰まらせる可能性があるので、普段の愛犬の様子を見て留守番中に食べても大丈夫そうなものを与えてください。
運動量を増やす
犬は本来1日の半分以上を睡眠に費やします。朝起きたら散歩とごはんを済ませ、飼い主が出かけたら犬は寝るのが普通です。
日中起きて退屈しているということは体力が余っている証拠です。犬におとなしく過ごしてもらうには、適度な運動をして疲れさせる必要があります。
必要な運動量は犬の大きさや犬種によって違います。ジャックラッセルテリアやボーダーコリーなどは1回の散歩で1時間以上歩く必要があるとされています。
体力のある犬種であればなるべく長時間の散歩をさせ、時間があるときにはドッグランに行って走らせるなどして疲れさせるようにしましょう。
まとめ

犬は群れの仲間を大事にするので、家で1人で留守番をするのは苦手です。成犬でも留守番をするのは5~6時間までが望ましいようです。
犬と暮らすと犬中心の生活になり、行動も制限されるものと思って過ごさなければいけません。
しかしやむを得ず愛犬に長時間の留守番をさせなければいけないこともあるでしょう。そのような場合はペットシッターや知人に預けることも検討してみましょう。
商業施設に入っているペットショップには、飼い主が買い物をする1時間から犬を預けられるという店舗もあります。近くに預けられる場所がないか探してみてください。



