犬が口をパクパク動かす理由

何かを食べているわけでもないのに、犬が口をパクパクと動かすことがあります。
ごはんやおやつが口の中に残っていて不快なのかも…と、愛犬の口の中を覗いてみたことがある飼い主もいらっしゃるかもしれません。
舌や歯や歯茎など、口の中の病気を心配されることもあるのではないでしょうか。
犬が口をパクパク動かすことには、様々な理由があります。愛犬が口をパクパク動かす理由が分かれば飼い主の不安も和らぎますし、適切に対処することができるでしょう。
1.ごはんやおやつが歯や歯茎に挟まっている
犬が口をパクパク動かすとき、ごはんやおやつが歯や歯茎に挟まっている可能性があります。
とくに硬いおやつを食べたとき、歯や歯茎に挟まってしまいやすく、いつまでも口を動かし続けることがあります。
また、やわらかい食べ物である場合でも、口の中に残り、取り除かれるまで口を動かし続けることがあります。犬は人間のように舌を使って取り除いたり、うがいをしたりすることができないからです。
歯石の付着を防ぎ、口腔内の健康を維持するためには、犬にも毎日の歯磨きが必要です。歯磨きをすることで、歯や歯茎や口の中がスッキリすれば、パクパクすることもなくなるでしょう。
2.歯や歯茎や口の中に痛みや違和感がある

歯や歯茎や口の中に痛みや違和感があるとき、犬が口をパクパク動かすことがあります。
口臭や歯石は気になっていませんか?歯茎が真っ赤に腫れている、粘りのあるよだれが出る、ごはんを上手く食べることができない、水を飲みにくそうにしているなどするときは要注意です。
歯石が溜まると、上手く食事をすることができなくなることがあります。強い口臭は歯周病のサインです。成犬の8割が歯周病を抱えているとされています。
愛犬の口臭や歯石が気になるときは、歯科検診を受けましょう。すでに歯周病を患い、痛みや違和感と闘っているかもしれません。
3.胃腸の不調や吐き気を感じている
胃腸の不調や吐き気を感じているとき、犬が口をパクパク動かすことがあります。
犬が気持ち悪さを感じているときは、「パクパク」よりも「クチャクチャ」といった印象が強くなります。
何度も吐こうとしているけど何も吐き出せないとき、お腹がパンパンに張っているときは、緊急性の高い病気が隠されている可能性があるため、早急に動物病院へ行きましょう。
犬が口をパクパク動かすときの病気の可能性

- 歯周病
- 口内炎
- 口腔内腫瘍
- 歯が欠けたり折れたりしている
- 胃腸炎
- 膵炎
- 腎不全
- 胃拡張
- 胃捻転
- 腸捻転
このような病気の可能性を考えることができます。
命にも関わる恐れのある重篤な病気の初期症状として、犬が口をパクパク動かすことがあります。
単なる癖や一時的なものとして見過ごすのではなく、しばらく愛犬の様子を観察するようにしましょう。
まとめ

犬が口をパクパク動かす理由を3つ解説しました。
- ごはんやおやつが歯や歯茎に挟まっている
- 歯や歯茎や口の中に痛みや違和感がある
- 胃腸の不調や吐き気を感じている
愛犬が口をパクパク動かすのは毎日見られますか?たまに見られますか?ある日突然見られるようになりましたか?
口をパクパク動かすだけで、元気や食欲があり、お散歩も楽しめているのであれば過度な心配はいらないでしょう。
もしも口をパクパク動かすこと以外に、食欲不振や嘔吐や下痢などの症状が見られるときは、すぐに動物病院で診てもらってくださいね。
歯石や歯周病は、今すぐ命に関わるようなものではありませんが、将来的に愛犬が食事をすることができなくなったり、脳や心臓の病気につながったりする恐れもありますので、気になるときは早めに診察を受けましょう。



