犬が悲しい表情で飼い主を見つめる心理

愛犬から悲しそうな表情でじっと見つめられると、「何か悲しいことがあったのかな?」と不安になったり、「病気じゃないかな?」と心配になったりするでしょう。
犬は言葉を話すことができない分、気持ちが表情によくあらわれます。
悲しい気持ちだから悲しい表情をしているとは限らず、甘えたい気持ちを表現していたり、申し訳ない気持ちを表現していたり、お願いしたいことがあるなど様々です。
1.飼い主に甘えたくて見つめている
犬が悲しい表情で飼い主を見つめるのは、甘えたいからです。
「撫でてくれる?」「抱っこしてくれる?」「ここにいてもいい?」という気持ちでいるのです。
飼い主が忙しそうにしていたり、テレビやスマホに夢中になったりしているとき、「断られないかな…」「気づいてくれるかな…」と、甘えても大丈夫なのかと不安なのかもしれません。
2.飼い主にお願いしたいことがある

犬が悲しい表情で飼い主を見つめるのは、お願いしたいことがあるからです。
- お散歩に連れて行ってほしい
- 汚れたトイレをキレイにしてほしい
- おやつがほしい
- 抱っこしてほしい
- 飼い主が食べているものを自分も食べたい
お願いしたくて悲しい表情で見つめているのは、お願いを聞いてもらえる自信がなかったり、確証が得られなかったりするからかもしれません。
飼い主が食事をしているときであれば、人間の食べ物ですから、「ダメだって言われるだろうな…」ということも学習して分かっているでしょう。
3.飼い主の様子がおかしくて心配している
犬が悲しい表情で飼い主を見つめるのは、飼い主の様子がおかしくて心配しているからです。
「大丈夫?」「どうしたの?」と言って見つめているのです。飼い主が落ち込んでいること、悲しんでいることは、犬にも分かります。
愛犬は日頃の飼い主の様子をよく観察しているため、いつもと違う様子に不安を感じ、悲しい表情で見つめることがあるのです。
飼い主が落ち込んだり悲しんだりしていると、愛犬は不安になってしまいやすいです。「大丈夫だよ」「ありがとう」と言葉で伝えてあげると、安心してもらえることがあります。
愛犬の本音を知る方法

悲しい表情以外の部分にも注目してみましょう。犬の気持ちは表情だけでなく、体の様々な部分にあらわれます。
耳を後ろに倒しているときは警戒している。しっぽを下げているときは怖がっている。不安から「くんくん」鳴いてしまう。目が合うとスッとそらす。
表情だけでなく、愛犬の体の様々な部分を観察することで、本音に近づくことができます。
悲しい表情で見つめているけど、しっぽを振っている、ということもあります。体が強張っているのであれば、嬉しさからではなく、緊張からしっぽを振っているのでしょう。
まとめ

犬が悲しい表情で飼い主を見つめる心理を3つ解説しました。
- 飼い主に甘えたくて見つめている
- 飼い主にお願いしたいことがある
- 飼い主の様子がおかしくて心配している
悲しい表情であっても、飼い主のことを見つめるということは、「何か伝えたいことがある」ということです。
様々な言葉をかけてみましょう。どのような言葉に反応し、どのような仕草や行動を見せるのかを観察することで、愛犬の気持ちをより理解しやすくなります。
注意点は、要求に応えすぎることです。「悲しい表情でお願いすれば、おやつがもらえるぞ!」と学習してしまっている場合があります。
おやつを与えすぎると、わがままな行動をエスカレートさせてしまったり、肥満や病気の原因になったりすることがあります。
愛犬の悲しい表情の裏に隠された本音にも気づけることが大切です。



