犬が臆病な性格になってしまう原因

1.生まれ持った気質や性格
犬が臆病な性格になってしまうことには、生まれ持った気質や性格が関係していることがあります。
同じ犬種が同じ家庭で育った場合でも、生まれ持った気質や性格によって、社交的で積極的な犬もいれば、臆病で警戒心の強い犬もいます。
決して社会性が身についていないわけではありません。些細なことに敏感に反応してしまったり、慎重になりすぎてしまったりするだけなのです。
臆病な性格を直そうとして無理な経験をさせると、より警戒心や恐怖心やストレスを強めてしまう恐れがあります。
臆病な愛犬の性格を理解し、受け入れ、無理のない範囲で経験を積ませてあげることが大切です。
2.子犬期に社会経験が不足してしまったこと
犬が臆病な性格になってしまうのは、子犬期に社会経験が不足してしまったことが原因である可能性があります。
子犬がこれからの生活の中で経験する可能性のあるものに対して、少しずつ慣れていくことで、警戒心や恐怖心による反応を減らしていかなければなりません。
飼い主の生活音、掃除機やドライヤーなどの大きな音、車やバイクの音、知らない人、知らない犬、動物病院やトリミングサロン、抱っこされること、触れられることなどです。
ただし、社会経験は積めば積むほどよいというものではありません。怖がるものに対して無理に近づけたり、苦手な場所に無理に連れて行ったりすると、苦手意識を強めてしまう恐れがあるためです。
3.過去の怖い経験やトラウマ

犬が臆病な性格になってしまうことには、過去の怖い経験やトラウマが関係していることがあります。
知らない人に急に触れられたり抱っこされたりして怖かったこと。知らない犬に吠えられたり追い回されたりして怖かったこと。動物病院やトリミングサロンで嫌なことをされたこと。
たった一度の経験が、犬のその後の性格や暮らしに影響することがあります。過去の経験から「これは危険だ」と学習してしまうのです。
4.飼い主に叩かれたり怒鳴られたりすること
飼い主に叩かれたり怒鳴られたりすることによって、犬が臆病な性格になってしまうことがあります。
しつけとして、叩かれたり怒鳴られたりしたことがある犬は、言うことを聞くように見えて、実は恐怖心で支配されているのです。
飼い主の前でだけ臆病な様子を見せることもあれば、全ての人間に対して臆病な姿を見せることもあります。
ただジッと身動きをせず、静かにしているのは、何か行動をすると叩かれたり怒鳴られたりし、怖い思いをするかもしれないと考えているからです。
臆病な犬のビビリ癖を克服する方法

- 何に対して怖がるのかを把握すること
- 怖いものに対して無理な経験をさせないこと
- 愛犬が安心して行動できる範囲で少しずつ経験を積ませること
そして、飼い主は愛犬にとって最も安心できる信頼できる存在になることが重要です。「飼い主がいれば大丈夫」と思ってもらえるよう、臆病な愛犬への配慮のある接し方や行動をしましょう。
まとめ

犬が臆病な性格になってしまう原因を4つ解説しました。
- 生まれ持った気質や性格
- 子犬期に社会経験が不足してしまったこと
- 過去の怖い経験やトラウマ
- 飼い主に叩かれたり怒鳴られたりすること
我が家にも生まれ持った気質や性格によって臆病な性格の犬がいます。今は高齢ですが、若いときは、お散歩中、他人や他犬の姿を目にしただけで激しく吠えてしまい、すれ違うことができませんでした。
臆病な愛犬への接し方で大事なことは、慌てないこと、過剰に反応しないこと、大きな声を出さないこと、刺激を与えないこと、リードを強く引っ張らないこと、冷静に落ち着いて対応することです。



