犬の『口臭』が悪化するNG行為6選 ニオイが酷くなる原因や対処法まで

犬の『口臭』が悪化するNG行為6選 ニオイが酷くなる原因や対処法まで

愛犬の口臭が気になった経験を持つ飼い主さんも少なくないでしょう。なぜ犬の口臭が酷くなることがあるのか不思議ですよね。この記事では、犬の口臭を悪化させるNG行為や、ニオイが気になるときの対策について紹介します。

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記事の監修

めのうアニマルクリニック院長。猫が大好きなあまり、犬と猫を分けた動物病院を開院。「犬にも猫にも優しい動物病院」をコンセプトにしています。腫瘍学を得意分野としていますが、しつけに対しても力を入れており、パピークラスを開校して子犬のトレーニングを行っています。

️犬の口臭はなぜ起こる?ニオイが酷くなる原因とは

鼻を摘む男性と犬

愛犬の口臭が気になるとき、まず知っておきたいのが「なぜニオイがするのか」という原因です。

最も多い原因として、口の中にたまった歯垢や歯石が考えられます。歯垢の中で細菌が増殖し、歯周病が進行することで口臭が強くなることがあるからです。

また、口の中の乾燥や食べ物の影響などによって、ニオイが気になるケースもあります。

一方で、口臭の原因が口の中だけとは限りません。胃腸などの消化器系や、腎臓などの病気が関係していることもあるため、急に口臭が強くなった場合や、食欲や元気の有無などにも変化が見られる場合は注意しましょう。

️犬の『口臭』が悪化するNG行為6選

犬の口を触る

では、具体的にどんな習慣が犬の口臭を悪化させてしまうのかみていきましょう。「最近、愛犬の口臭が気になる…」とお悩みの方は、今すぐチェックしてください。

1.歯磨きをまったくしない

犬の口臭対策で基本となるのが、毎日の歯磨きです。食事の後、歯の表面に残った汚れを放置すると、歯垢が付着してしまい、時間が経つと歯石へと変化します。

歯石は自宅の歯磨きだけでは落としにくく、歯周病の原因になりがちです。「犬は歯磨きをしなくても大丈夫」と思わず、できる範囲から少しずつ歯磨きの習慣をつけていきましょう。

2.歯磨きを嫌がるから何もしない

愛犬が歯磨きを嫌がると、ついケアを諦めたくなってしまう人もいるかもしれません。いきなり歯ブラシを口に入れると、犬が苦手意識を持ってしまうことがあるので、まずは口に触れる練習から始めましょう。

無理やり歯磨きを続けるのではなく、愛犬のペースに合わせることが大切です。「嫌がるから歯のケアを諦めよう」となってしまうと、歯の汚れや歯石から悪臭が発生する原因にもなるので気をつけてください。

3.与えている水の量が少ない

口の中が乾燥すると、唾液による自浄作用が十分に働きにくくなります。したがって、水が十分に用意されていないと、唾液の効果が薄れ、口臭につながりやすいのです。

愛犬がいつでも新鮮な水を飲めるようにしておき、飲水量が極端に少ない、急に水を飲まなくなったなどの変化が見られる場合は、動物病院に相談してください。

4.消化に悪い食べ物を与えている

キッチンを覗く犬

「これくらいなら…」と飼い主が食べている食べ物を与えてしまったり、犬にとって消化しにくい食材をおやつとして大量に与えていませんか。

消化に悪いおやつなどを大量に与え続けていると、胃腸に負担がかかり消化不良を引き起こします。

なお、「息がウンチくさい」と感じる場合、重度の歯周病や食糞(ウンチを食べてしまう行動)が原因であることがほとんどです。ただし、消化しきれない異物が腸に詰まって「腸閉塞」を起こしている場合、腸の内容物が逆流して便臭のする嘔吐を引き起こすことがあります。腸閉塞は命に関わる緊急事態ですので、便臭のする息に加えて「吐いている」「元気がない」といった症状があれば、一刻も早く動物病院を受診してください。

5.口の中の異変を放置する

口臭に加えて、歯ぐきの腫れや出血、歯のぐらつき、よだれの増加、食べにくそうにするなどの症状が見られる場合は注意が必要です。

こうした症状の背景には、歯周病などの病気が隠れている可能性があります。「年齢のせいかな」と決めつけず、気になる変化があれば動物病院で診てもらいましょう。

6.定期的な口腔チェックを受けない

毎日歯磨きをしていても、飼い主さんだけでは気づきにくい口の中のトラブルがあります。特に口臭が以前より強くなった場合や、歯石が多く付着している場合は、歯周病やその他の内臓系の病気が関係していることも。

必ず定期的な健康診断を受けるようにして、可能であれば犬の歯科に強い獣医師が在籍している病院で、口腔チェックをしてもらいましょう。

️愛犬の口臭を和らげる対処法とは

歯磨きする犬の口

犬の口臭対策では、毎日の『歯磨き』を習慣にすることが何よりも大切です。

最初から完璧な歯磨きを目指す必要はありません。まずは口元に触れることに慣れてもらい、犬用の歯磨きシートや歯ブラシなどを使いながら、少しずつ練習していきましょう。

また、愛犬がいつでも水を飲める環境を整え、食後の口腔ケアを習慣的に取り入れることもおすすめです。

歯石がすでに多く付いている場合や、強い口臭、歯ぐきの出血・腫れなどがある場合は、自宅だけで対策しようとせず、動物病院へ相談しましょう。

口臭を一時的に隠すのではなく、「なぜ口臭が起こっているのか」と原因を確認・解消することが、愛犬の健康を守るためにも重要です。

️まとめ

歯ブラシをくわえる犬

犬の口臭は、歯垢や歯石、歯周病など、口の中のトラブルが原因となっていることがあります。そのため、歯磨きをしない、口の中の異変を放置する、定期的なチェックを受けないといった習慣は、口臭を悪化させる原因につながりかねません。

毎日の歯磨きや水分補給など、自宅でできるケアを取り入れながら、気になる症状があれば動物病院へ相談しましょう。

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