多頭飼いで犬同士の仲が悪い理由

1.性格や気質が合わない
犬にも性格や気質があり、違うことで相性が合わないことがあります。
活発で遊ぶことが大好きな犬と、静かにのんびり過ごすことを好む犬とでは、活発な犬が物静かな犬を遊びに誘ったとき、喧嘩になってしまうかもしれません。
社交的で積極的な犬と、警戒心が強く怖がりな犬とでは、距離感の違いから、お互いにストレスを感じやすくなるかもしれません。
ただ単純に「仲が悪い」というわけではなく、それぞれの「過ごし方」や「距離感」の違いである、と考えてよいのではないでしょうか。
2.年齢に差がありすぎる
好奇心旺盛で活発な子犬と、体力に衰えのあるシニア犬とでは、相性が合わないことがあります。
子犬が「遊んで~」としつこく構うと、シニア犬はストレスを感じやすくなります。他の犬と一緒に遊びたい子犬にとっては、不満がつのってしまうかもしれません。
のんびり暮らしてきたシニア犬にとって、子犬の生活音がストレスになり、体調不良の原因になってしまうこともあるでしょう。
3.体格に差がありすぎる

超小型犬と大型犬とでは体格に差がありすぎるため、仲良く一緒に遊ぶことができないことがあります。
おもちゃを引っ張り合ったとき、超小型犬がおもちゃと一緒に投げ飛ばされてしまうかもしれません。怪我の原因にもなりやすいです。
体格に差がありすぎると、どのように一緒に遊んだらいいのか分からず、飼い主から見ると「仲良く遊んでくれないな…」と感じられることもあるでしょう。
4.性別や発情による影響
性別、避妊や去勢の有無によって、相性が合わないことがあります。避妊や去勢をしていない場合では、とくにホルモンの影響を受けやすくなります。
発情期のメス犬はとてもデリケートです。オス犬が構いすぎると、怒ったり攻撃したりすることがあります。
発情期であるメス犬が同居していると、オス犬が攻撃的になってしまうこともあります。
5.縄張り意識や独占欲
新しく犬がやって来たとき、先住犬の縄張り意識や飼い主を独占したい気持ちが強くなり、仲良く過ごすことができなくなってしまうことがあります。
犬は生活環境の変化に敏感で、お互いに強いストレスを感じ、お互いを警戒して喧嘩になってしまうこともあるでしょう。
愛犬たちが良好な関係を築くためにできること

それぞれに「飼い主を独占する時間を与えること」が大切だと思います。犬の心の安定に繋がるからです。
そして、最も大事なことは「無理に仲良くさせようとしないこと」です。仲良くしてほしいというのは飼い主の願望であり、理想だからです。必ずしも犬が望んでいるものではありません。
「喧嘩したり争ったりしないだけいいよね」くらいの気持ちでいるとよいと思います。
まとめ

多頭飼いで犬同士の仲が悪い理由を5つ解説しました。
- 性格や気質が合わない
- 年齢に差がありすぎる
- 体格に差がありすぎる
- 性別や発情による影響
- 縄張り意識や独占欲
「時間が経てばいつかは仲良くなれる」と考えてしまうかもしれませんが、必ずしも仲良くなれるとは限りません。
若いときは喧嘩ばかりしていたけど、お互いシニアになり、性格的にも落ち着いたことによって、一緒に眠ったりくつろいだりするようになった、ということもあります。
我が家の場合では、喧嘩ばかりしている犬同士もいれば、一緒に遊んだり眠ったりする犬同士もいますし、お互いに無関心な犬同士もいます。
犬同士の仲の良い・悪いは、飼い主のしつけや接し方によっても大きく左右される場合があります。
もしもお互いが傷つけ合ったり、一方だけが怪我をしたりするほど仲が悪いのであれば、飼い主だけで解決しようとせず、獣医師やドッグトレーナーなど、専門家に相談することも検討しましょう。



