️犬にとって超危険な「有害な虫」5選

愛犬と暮らしていると、生活に潜む虫たちの存在に不安を感じる飼い主さんも多くいるでしょう。小さな虫だからと油断していると、刺されたり、噛まれたり、場合によっては犬が虫を食べることで体調を崩したりすることがあります。
ここでは、犬にとって危険な虫とその理由をみていきましょう。
1.マダニ
マダニは草むらや山林だけでなく、公園や河川敷などにも生息しています。犬の体に付着すると皮膚に噛みついて吸血し、皮膚炎や貧血を引き起こすので注意が必要です。
刺されると、かゆみ、痛み、皮膚の腫れ、多数寄生の場合は貧血などの症状が見られることがあり、バベシア症などの感染症を媒介することもあります。
もし愛犬の体にマダニを発見しても、無理に引っ張って取ろうとしないでください。マダニの口部分が皮膚に残ったり、マダニを潰してしまい、状況が悪化する恐れがあります。発見したら、まずは動物病院に相談しましょう。
2.ノミ
ノミは非常に小さく、犬の体に寄生して血を吸う害虫です。代表的な症状は、強いかゆみや皮膚炎で、ノミの唾液にアレルギー反応を起こす犬の場合、少数のノミでも症状が重症化することもあります。
「室内犬だからノミはいない」とは限りません。散歩などを通して室内に持ち込まれることもあるので、定期的な予防が大切です。
3.ハチ

散歩中に飛んできたハチを犬が追いかけたり、口で捕まえようとしたりすることがあります。
ハチに刺されると、刺された部分の腫れや痛み、赤みなどが見られるだけでなく、口の中や顔を刺された場合は、腫れによって呼吸困難を招く恐れもあるため、注意が必要です。
愛犬がハチに刺されて急激な腫れや呼吸の異常、ぐったりするなどの症状が見られた場合は、早急に動物病院へ相談しましょう。
4.ムカデ
ムカデは犬が興味を持って近づきやすい虫のひとつです。口や足などを噛まれると、痛み、腫れ、赤みなどが見られることがあるので注意してください。
犬がムカデを食べた、あるいは口に入れてしまった場合には、口の周りを気にする、よだれが増える、吐くなどの異変がないか観察しましょう。
少しでも様子がおかしいときは、自己判断で薬を与えず、動物病院に相談してください。
5.毛虫
毛虫の種類によっては、体表の毒針毛などが犬の皮膚や口に付着することで、炎症や強いかゆみを引き起こすことがあります。
草むらや庭で遊んだあとに、犬が急に体を掻き始めたり、顔や口を気にしたりしている場合は注意しましょう。
また、虫を食べることで体内に取り込んでしまう可能性もあるため、毛虫を見つけた場所には愛犬を近づけないことが重要です。
️愛犬が虫に触れたときにみられる症状とは?

犬が虫に刺される、噛まれる、あるいは食べるなどした場合、症状は虫の種類や犬の体質によって異なります。
例を挙げるならば、
- 刺された場所が赤く腫れる
- 強く痒がる
- 痛がる
- よだれが増える
- 吐く
- 下痢
- 元気がなくなる
- 震える
- 呼吸が苦しそうになる
などの症状が見られます。
特に、顔や口の腫れ、呼吸の異常、ぐったりする、繰り返し吐く、震えるなどの症状が突然あらわれた場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。
また、虫に刺されたからといって、人間用の薬や手元にある薬を自己判断で犬に与えるのは避けてください。犬に使用できる薬は、種類や体重などによって異なるため、誤って与えてしまうと重症化する恐れもあります。
️愛犬を虫から守るためにできる予防策

虫によるトラブルを防ぐには、「虫を見つけてから対処する」のではなく、日頃から予防することが大切です。
定期的なノミ・マダニ予防を行う
ノミやマダニは、動物病院で相談できる予防薬があります。薬の種類や使用時期は犬の生活環境などによって異なるため、獣医師に相談しながら適切な方法を選びましょう。
草むらや茂みに近づきすぎない
マダニは草むらや藪などに潜み、犬が通りかかった際に付着します。草木の多い場所を散歩するときは、できるだけ草むらの中に入らないようにしましょう。また、マダニだけでなく「蚊」が媒介する命に関わる病気「フィラリア症」の予防も合わせて徹底することが不可欠です。
虫除けグッズを上手に活用する
犬用の虫除けスプレーや、散歩時に着用する虫除け用の服などを活用する方法も効果的です。ただし、すべての虫を完全に防げるわけではありません。
製品の対象年齢や使用方法を確認し、愛犬に適したものを選ぶことで、より効果が期待できるでしょう。
散歩後は愛犬の体をチェックする
散歩から帰ったら、足先や耳、首回り、お腹などを確認しましょう。
特にマダニは小さく、毛の中に隠れていることがあります。予防薬を使用していても、帰宅後のチェックを習慣にすると、より安心です。
️まとめ

犬にとって身近な虫の中には、ノミやマダニ、ハチ、ムカデ、毛虫など、注意が必要なものが存在します。
愛犬を虫から守るためには、定期的な予防薬の使用や、草むらを避ける、虫除けグッズを活用する、散歩後に体をチェックするなどの対策が重要です。
もしも愛犬に腫れや嘔吐、震えるなどの異変が見られた場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。



