愛犬と飼い主のスキンシップが大切だとされる理由

愛犬にとって飼い主とのスキンシップは、安心感を得たり、信頼関係を深めたりするための重要なコミュニケーションのひとつです。
飼い主にとって愛犬とのスキンシップは、単純に“可愛がる”ということではなく、愛犬の気持ちの変化に気づいたり、体調の変化に気づいたりしやすくなるというメリットがあります。
しかし、全ての犬が飼い主とのスキンシップを好きであるとは限りません。ベタベタされることが好きな犬もいれば、距離感を大事にする犬もいれば、あまり触れ合いが好きではない犬もいます。
愛犬と飼い主のスキンシップは、愛犬の性格をよく理解し、その日の気分を考慮し、嫌がっているときは無理に触れ合わないようにすることも大切です。
1.愛犬が安心感を得られる

愛犬と飼い主のスキンシップが大切だとされるのは、愛犬が安心感を得られるからです。
不安なとき、緊張しているとき、恐怖を感じているとき、飼い主に触れられることで安心感を得ることができます。
代表的なのは、動物病院での診察中や治療中でしょうか。不安と緊張と恐怖で震えてしまうこともありますし、逃げ出そうとしたり、咬みつこうとしたりすることもあります。
そのようなとき、飼い主に触れられることで安心感を得ることができれば、診察も治療も安全に適切に受けることができますし、健康寿命にも大きく影響します。
2.信頼関係を深めることができる
愛犬と飼い主のスキンシップが大切だとされるのは、信頼関係を深めることができるからです。
犬が飼い主に従うのは、厳しくしつけられたからではありません。力や恐怖で支配されているからでもありません。
毎日の生活の中で築き上げられた信頼関係があるからです。「この人に従って行動すれば安全、安心」と犬が感じているからこそ、飼い主の指示に従うのです。
恐怖心に支配されていることで従っているのか、飼い主への安心感と信頼から従っているのかは、犬の仕草や行動や表情を見ればよく分かります。
日々のスキンシップやコミュニケーションによって飼い主との信頼関係が築かれている犬は、嬉しそうに楽しそうに飼い主の指示に従います。
信頼関係はスキンシップだけで築かれるものではありませんが、食事・散歩・遊び・ブラッシング・しつけなど、日々の積み重ねによって少しずつ築き上げていきましょう。
3.愛犬の変化に気づきやすくなる

愛犬と飼い主のスキンシップが大切だとされるのは、愛犬の変化に気づきやすくなるからです。
愛犬とのスキンシップを毎日コツコツ続けていると、「触れられて嬉しい部分」「触れられるのが苦手な部分」を見極めることができます。
普段は触れられて嬉しい部分を急に嫌がったり怒ったりするときは、怪我を負っている可能性、痛みを感じている可能性を考えることができます。
触れられること自体を嫌がったり怒ったりするときは、心の不調を抱えている可能性も考えることができます。
理想は愛犬の全身に触れることができるということです。「しこりがある」「赤みや炎症がある」「痛がる部分がある」など、変化に気づきやすくなります。
まとめ

愛犬と飼い主のスキンシップが大切だとされる理由を3つ解説しました。
- 愛犬が安心感を得られる
- 信頼関係を深めることができる
- 愛犬の変化に気づきやすくなる
愛犬と飼い主が触れ合うと、オキシトシンという幸せホルモンの分泌が活性化されると言われています。
愛犬に触れると癒されたり疲れが取れたりすることを実感されている飼い主もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん、お互いを大切に思う気持ちや信頼する気持ちがあってこそ成り立つものです。スキンシップは、愛犬と飼い主の心の距離を縮めるきっかけにもなるでしょう。



