室内犬にしてはいけない『絶対NG行為』7選 重大な事故やケガを引き起こす環境とは?

室内犬にしてはいけない『絶対NG行為』7選 重大な事故やケガを引き起こす環境とは?

室内で犬を飼う家庭は、「家の中だから安全」と思いがちです。しかし、犬にとっては身近な場所に思わぬ事故やケガにつながる危険が潜んでいることも……。そこで今回は、室内犬の飼い主が避けたい絶対NG行為を解説します。

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記事の監修

めのうアニマルクリニック院長。猫が大好きなあまり、犬と猫を分けた動物病院を開院。「犬にも猫にも優しい動物病院」をコンセプトにしています。腫瘍学を得意分野としていますが、しつけに対しても力を入れており、パピークラスを開校して子犬のトレーニングを行っています。

️室内犬にしてはいけない「絶対NG行為」7選

室内で過ごす2匹の犬

犬にとって室内には誤飲や転倒、感電、落下など、思わぬ事故やケガにつながる危険が潜んでいます。また、室内での遊びや運動不足、室温などにも気を配らなければなりません。

ここでは、室内犬にしてはいけない絶対NG行為を見てみましょう。

1.危険なものを犬の届く場所に置く

床に落ちた薬や小さなおもちゃ、ビニール袋などを犬が口にすると、誤飲・誤食につながる恐れがあります。

「普段は口にしないから大丈夫」「興味がなさそうだから危険ではないだろう」と思っていても、突然愛犬が落ちているものに興味を示すこともあるでしょう。犬が食べてはいけない食品も含め、危険なものは必ず手の届かない場所へ片付けてください。

2.電気コードやコンセントをむき出しにする

犬が電気コードを噛んでしまった場合、感電ややけどなどの事故につながる可能性があります。

コード類には、コードカバーを使ったり家具の裏に隠したりして、犬が簡単に触れられないレイアウトにすることが大切です。子犬など、何にでも興味を持ちやすい時期は特に注意しましょう。

3.滑りやすい床で走らせる

フローリングの上で犬が勢いよく走ったり、急に方向転換したりすると、足を滑らせてしまうことがあります。

転倒によるケガだけでなく、足腰や関節への負担も心配なので、犬がよく過ごしている場所には、滑りにくいマットやカーペットを敷くなど対策しましょう。

4.適切でない室温を放置する

扇風機に当たる犬

「室内にいるから大丈夫」と温度管理を怠るのもNGです。

特に夏場は、室内でも温度が急激に上がることも珍しくありません。犬種や年齢、被毛の量などによって快適な適温は異なりますが、エアコンなどを活用しながら、愛犬の様子をこまめに確認しましょう。

また、冷暖房の風が寝床に直接当たり続けないよう、ベッドの位置や室内のレイアウトにも配慮することが大切です。

5.「室内犬だから」と遊びや運動を怠る

室内で暮らす犬にも、十分な遊びや運動の時間が必要です。散歩の回数を減らしすぎたり、毎日ほとんど体を動かさなかったりすると、運動不足やストレスにつながります。

天候などで外に出られない日は、室内でおもちゃを使った遊びを取り入れたり、脳トレのような遊びを取り入れるのもよいでしょう。ただし、家具にぶつかったり滑ったりしないよう、安全に遊べるスペースを確保してください。

6.危険な場所に柵やゲートを設置しない

キッチンや階段、玄関などは、犬にとって危険が潜みやすい場所です。包丁や火を使うキッチン、転落の可能性がある階段、飛び出し事故につながる玄関などには、必要に応じて柵やペットゲートを設置しましょう。

犬の行動範囲を安全に仕切ることは、自由を奪うのではなく、大きな事故を防ぐために大切な対策です。

7.ソファやベッドから無理に飛び降りさせる

犬にとって、ソファやベッドは意外と高い場所です。繰り返し飛び降りることで足腰や関節に負担がかかることもあり、着地の仕方によってはケガする恐れもあります。

特に小型犬や子犬、シニア犬の場合は、ペット用ステップなどを活用し、高い場所から直接飛び降りなくても済む環境を整えると安心です。

️なぜ室内で犬の事故やケガは起こるの?見落としがちな危険とは

室内を走る犬

室内で事故が起こる大きな理由のひとつは、飼い主にとっての「普通」が、犬にとっても安全とは限らない点です。

たとえば、床に置いた小物や垂れ下がったコード、人にとってちょうど良い室温でも、犬にとっては危険な場合があります。

また、家具の配置や室内のレイアウトによっては、犬が走った際にぶつかったり、転倒してケガを負ったり、狭い場所に入り込んで出て来れなくなった……という事態もあり得るでしょう。

犬の体の大きさや行動、習性などを考えながら、「犬の目線」で室内を見渡し、改善していくことが、事故防止につながります。

️犬が安全に過ごせる室内環境の作り方

ペットゲートから覗く犬

愛犬が安心して過ごせる室内を作るためには、危険なものを片付けるだけでなく、毎日の生活環境を整えることが重要です。

まずは、犬が自由に歩く場所に誤飲しそうなものがないか確認しましょう。電気コードはできるだけ隠し、滑りやすい場所にはマットを敷くのもおすすめです。

さらに、室内の温度や湿度をこまめに確認し、愛犬に合った適温を保つことも忘れてはいけません。一般的に、犬にとって夏場は25〜26℃、冬場は20〜25℃がちょうど良い室温とされています。湿度も50〜60%を意識すると、より快適に過ごせるでしょう。

遊びや運動を室内で楽しむ際には、十分なスペースを確保することも重要です。家具の角や障害物が多い場合はレイアウトを見直し、思い切り遊んでもケガをしにくい環境を作りましょう。

また、階段やキッチン、玄関などには必要に応じて柵を設置し、犬が危険な場所へ入らないように対策してください。

"事故が起きてから対策する"のではなく、事故が起きる前に環境を整えておくことが、愛犬を守ることにつながります。

️まとめ

部屋で過ごす犬

室内で過ごしていれば安全に思えるかもしれません。しかし、犬にとっては誤飲や感電、転倒、落下など、さまざまな危険が潜んでいます。

愛犬が安全に過ごせる環境を作るためには、室内のレイアウトを見直し、必要な場所に柵を設置したり、愛犬に合った室温を保ったり、安全に遊びや運動ができるスペースを確保することが大切です。

毎日のちょっとした見直しが、重大な事故やケガを防ぐことにつながるでしょう。

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