犬中心の生活を送るリスク

1.飼い主への依存心が強くなること
犬中心の生活を送るリスクは、愛犬が飼い主への依存心を強めてしまうことです。
常に飼い主がそばにいる環境で育ってしまうと、飼い主がそばにいることが当たり前になり、飼い主がそばにいない時間に強い不安や恐怖を感じるようになってしまうことがあります。
依存心が強くなってしまった犬は、飼い主がトイレやお風呂に行くだけで鳴いたり、激しく吠えたりし、飼い主を探し回ることがあります。
飼い主が外出すると、不安や恐怖からお漏らしをしてしまったり、トイレ以外で排泄してしまったり、ストレスから物や家具を噛んで破壊してしまったり、強いストレスから手足の先やしっぽの先を噛むなどの自傷行為が見られることもあります。
2.安全にお留守番をすることができなくなること
犬中心の生活を送るリスクは、安全にお留守番をすることができなくなることです。
飼い主への依存心から、ひとりきりで過ごすことに強い不安や恐怖を感じるようになってしまうからです。
お留守番中は、何時間でも吠え続けることがあり、ご近所トラブルの原因になることがあります。
お留守番中は、不安や恐怖からお水を飲むこともできず、脱水症状による体調不良を引き起こしてしまうことがあります。
愛犬が毎日このような状態では、飼い主も安心して外出することができなくなってしまいます。
3.精神的に疲れてしまうこと

犬中心の生活を送るリスクは、飼い主が精神的に疲れてしまうことです。
犬中心の生活を送るということには“我慢”がつきものです。職場での食事会や飲み会のお誘いを断ったり、家族や友人や恋人との旅行を断ったりし、楽しみが奪われてしまうことがあります。
食事会へ行き、帰りが遅くなり、愛犬をひとりきりにしてしまう時間が増えること。旅行へ行き、愛犬を動物病院やペットホテルに預けること。
これは、決して悪いことではありません。“愛情が足りていない”ということでもありません。愛犬を大切に思うのであれば、飼い主自身も自分の時間や人間関係も大切にしなければなりません。
飼い主の心の安定は、愛犬の心の安定にも繋がっているからです。
4.飼い主の存在にストレスを感じるようになること
犬中心の生活を送るリスクは、愛犬が飼い主の存在にストレスを感じるようになることです。
パンデミックが起きたとき、飼い主が在宅勤務になり、一緒に過ごす時間が長くなったことが原因となり、犬がストレスを感じ、体調不良を引き起こすようになった、というケースがありました。
愛犬がそばにいれば構いたくなります。つい声をかけてしまいたくなります。愛犬からの反応を“嬉しい”と感じる飼い主も多いはずです。
しかし、犬中心の生活は、愛犬に大きな負担を与えます。肉体的な負担は少ないかもしれませんが、精神的な負担は大きくなるでしょう。
犬が快適な生活を送るためには、構わない時間、放っておく時間、愛犬がひとりきりになれる時間も与えなければならないのです。
犬中心の生活が飼い主や愛犬にもたらす悪影響

過度な犬中心の生活は、愛犬が飼い主に依存してしまったり、ひとりきりで過ごすことが苦手になってしまったりする原因になることがあります。
飼い主は、自分の時間や趣味の時間、大切な人との時間などを我慢することで、ストレスや疲労を抱えやすくなります。飼い主が疲れてしまえば、愛犬のケアや管理が疎かになることがあります。
まとめ

犬中心の生活を送るリスクを4つ解説しました。
- 飼い主への依存心が強くなること
- 安全にお留守番をすることができなくなること
- 精神的に疲れてしまうこと
- 飼い主の存在にストレスを感じるようになること
愛犬を大切にしながらも、愛犬と飼い主のお互いが無理なく、快適に暮らすことができる距離感を保つことができるよう、心がけてみましょう。



