犬の集中力を高めるコツ

犬の集中力が持続するのは、わずか5分程度であるとされています。子犬の場合では、わずか3分程度であるとされており、しつけやトレーニングにも影響します。
しかし、犬の集中力は、年齢や健康状態によっても変わりますし、周囲の環境やトレーニング方法によっても変わります。飼い主の愛犬への接し方も関係してくるでしょう。
1.短時間のトレーニングを繰り返し行うこと
犬の集中力を高めるコツは、短時間のトレーニングを繰り返し行うことです。
成犬であれば5分以内、子犬であれば3分以内にトレーニングを行うことで、集中力を高めることができます。
長時間のトレーニングは、集中力が切れてしまうだけでなく、犬が疲れてしまったり、飽きてしまったりするため、効率が悪くなってしまうのです。
「おすわり」「待て」をしてくれる愛犬の姿が可愛くてたまらないかと思いますが、1回でも出来たらトレーニングを終え、ご褒美のおやつをあげましょう。
一度に何回も同じトレーニングを行うよりも、1日の間に数回に分けて行った方が、犬が「もっとトレーニングがしたい!」という気持ちになり、次のトレーニングを楽しみに待ってくれるようになります。
2.静かな環境で飼い主と愛犬の1対1で行うこと

犬の集中力を高めるコツは、静かな環境で飼い主と愛犬の1対1で行うことです。
飼い主以外の人、他の犬、テレビや音楽の音、人通りの多い場所などは、犬の集中力を奪ってしまいやすいです。刺激の少ない場所でトレーニングをしましょう。
自宅の室内で、窓やカーテンを閉めて外からの刺激を少なくし、愛犬に興奮がなく落ち着いているときに行うのがよいでしょう。
トレーニングに慣れてきたら、庭に出てトレーニングをしたり、刺激のある場所でのトレーニングをしたり、難易度を上げていくとよいでしょう。
3.ご褒美を取り入れること
犬の集中力を高めるコツは、ご褒美を取り入れることです。
“おやつを与えると、おやつがないときに言うことを聞いてくれなくなるのでは?”と心配されるかもしれませんが、覚え始めの段階では活用した方が成功に繋がりやすくなります。
おやつを与えることで、犬が「嬉しいことが起こる」と感じ、集中力を高めることができます。成功に繋がれば、犬が成功体験を積むことで、自信を持って行動できるようになります。
褒めるタイミングやおやつを与えるタイミングは、犬がよい行動をしている最中や直後です。“何を褒められたのか”を理解してもらうためです。
今日からできる簡単なトレーニング方法

最も簡単なトレーニング方法は「アイコンタクト」です。
飼い主は愛犬の名前を呼び、目が合った瞬間に褒めます。おやつを与えてもOKです。ほんの十数秒で終えてしまうトレーニングです。1日数回に分けて繰り返し行ってみましょう。
アイコンタクトは、飼い主と愛犬との信頼関係を築くための重要な手段です。視線を交わすことで、言葉を交わさずとも、意思疎通をすることができる基本的な方法のひとつです。
飼い主に意識を向ける習慣が身につけば、トレーニング中の集中力も自然と高めることができるようになります。
まとめ

犬の集中力を高めるコツを3つ解説しました。
- 短時間のトレーニングを繰り返し行うこと
- 静かな環境で飼い主と愛犬の1対1で行うこと
- ご褒美を取り入れること
愛犬が集中してくれないとき、他に気を取られて言うことを聞いてくれないとき、飼い主もイライラしてしまうことがあるかもしれません。
犬の集中力は、一朝一夕で高まるものではありませんので、短時間のトレーニングを繰り返し行いつつ、愛犬に成功体験を積んでもらい、少しずつでも飼い主に意識を向けてもらうことができるようにしましょう。
他の犬と比べる必要は一切ありませんので、愛犬のペースで、お互いに楽しみながらトレーニングを続けていきましょう。



