犬が人を噛む強さのレベル

レベル1:口や歯を当てるだけ
犬が人を噛む強さのレベルで最も軽いのが、口や歯を当てるだけのものです。
犬が飼い主に甘えるとき、口や歯を当てることがあります。人間が指でツンツンとするようなもので、歯を当てるつもりはなく、当たってしまっただけであることがほとんどです。
少しネガティブな要素が含まれる場合では、「やめて!」という警告の意味を持つとき、口や歯を当てることがあります。“噛むつくフリをする”というイメージです。
レベル2:歯を当てる
噛むフリをして歯を当てることもありますし、かるく噛むつもりで歯を当てることもあります。
人間の皮膚に歯を当てた場合では、皮膚に犬のヨダレが付くことがあったり、皮膚が赤くなることがあったり、皮膚にみみず腫れができる、皮膚に犬に歯型が残るなどすることがあります。
犬としては攻撃よりも警告の意味合いが強いです。嫌なことをされたとき、しつこくされたとき、ストレスを感じたとき、歯を当てることがあります。
レベル3:皮膚が傷つく
ここからは注意が必要なレベルであると言えます。
犬が噛んだとき、すり傷ができる・皮膚が剥ける・少量の血が出るなどすることがあります。防衛本能によって、思わず噛んでしまった…というレベルです。
皮膚が薄く弱い子供や高齢者が噛まれてしまった場合では、より深い傷ができてしまったり、より出血が多くなってしまったりすることがあります。
無理に抱っこしようとしたとき、ごはんやおやつを食べている最中に触れたとき、思わず強く歯を当ててしまうことがあります。
傷が小さくても、出血が少なくても、まずは傷口を流水で洗いましょう。必要に応じて、医療機関を受診しましょう。
レベル4:深い傷を負わせる

歯が深く刺さり、複数の刺し傷や裂傷ができることがあります。犬が強い攻撃性を持って噛んだということが分かります。
このレベルになると、警告ではなく、相手を止めようとした可能性があります。「やめて!」と警告しても無視されたため、より強く噛んだのです。
咬傷は、皮膚の縫合が必要になる場合もあるでしょう。
レベル5:繰り返し噛み続ける
非常に危険なレベルであり、飼い主が止めに入っても、繰り返し噛み続けることがあります。噛んだまま放さないこともあるでしょう。
激しい興奮・過去のトラウマ・重度のストレス・強い恐怖が原因である可能性を考えることができます。
相手を止めようという気持ちを超え、相手を排除しようとしている可能性もあります。
レベル6:致命傷を与えるほどの攻撃
非常に稀なケースであり、致命傷を与えるほどの攻撃は、特殊な状況で起こることが多く、一般家庭ではほとんど見られません。
また、犬がいきなり致命傷を与えるほどの攻撃をすることはありません。あくびをする、顔をそむけるなどのストレスサインを出したり、噛むフリをするなどの警告を出したりしていたはずです。
改善策

噛んだからといって、厳しく叱りすぎると悪化させてしまうことがあります。
大切なのは、噛んだ原因を知ることです。不安・緊張・恐怖・痛み・ストレス・興奮が下人であるならば、その要因となるものを取り除きましょう。
噛むレベルが上がったように感じたときは、獣医師やドッグトレーナーに相談するようにしましょう。
まとめ

「人を噛んではいけない」と学習してもらうため、子犬の頃から甘噛みへのしつけを徹底するようにしましょう。
犬の「やめて!」の警告を無視しないようにしましょう。爪切りや歯磨きなどのお世話をするとき、歯を当てて警告することがあれば、無理せず、愛犬のペースでケアしてあげるようにしましょう。



