絶対NG!犬に苦痛を与える飼い主の行動

暴力を振るう
言わずもがなですが、暴力は犬に大きな苦痛を与える、絶対に正当化することのできない行為です。暴力というのは殴る・蹴るといった物理的なものだけではありません。必要以上の怒鳴り声や罵声を浴びせる言葉の暴力も同じです。
暴力は犬に苦痛だけでなく大きなトラウマを植え付け、時に人間という存在全てへの信頼すら失わせてしまいます。
スキンシップを強要する
犬とスキンシップをとることは信頼関係を築くうえでもとても重要です。ですがそれはあくまで双方にメリットがあってこそ。犬がその気でないのに無理やり撫でたり触ったりするのは、犬にとっては苦痛以外の何物でもありません。
また愛犬が可愛くて抱きしめたくなる気持ちはわかりますが、ギュッとハグする行為も犬によっては大きなストレスを感じるため注意が必要です。
留守番を長時間させる
犬は野生下では群れで集団生活を営んでいたため、ひとりぼっちが苦手です。そのため家族全員が外出してしまい、お留守番が長時間に及ぶような状況は犬に大きな精神的苦痛を与えます。欧米では犬のお留守番時間の上限を法令で定めている国もあるほどです。
運動をさせない
犬には毎日の必要運動量があります。そしてその必要運動量を満たせない状態が続くと、人間では考えられないほどストレスを抱えてしまいます。
必要運動量は犬種やライフステージによってもさまざまなので一概には言えませんが、毎日の散歩と遊びでしっかり体を動かさせてあげることはとても大切なのです。
要求するだけ食べさせる
愛犬のおねだりは可愛くて、ついついおやつをあげたり人間の食事のおすそ分けをしてあげたくなります。ですが要求するままに食べさせていると犬は肥満に陥ります。そして肥満が万病の元であるのは人間も犬も同様です。
肥満になった結果、重篤な病気を招き、苦しい思いや痛い思いをするのは他でもない愛犬自身なのです。
本当に愛犬のため?行動する前に考えたいポイント

愛犬が嫌がっていないか
基本的なことですが、愛犬に対して行動を起こしたときはまず、愛犬の反応をよく観察しましょう。顔を逸らす、その場から逃げようとする、怒って唸り声を上げる、あるいは怯えたような仕草をするなど、明らかに愛犬が嫌がっている反応を見せたときには直ちにその行動を中止すべきです。
ケアなど、嫌がられてもどうしてもやらなければいけない場合は、なるべく短時間で済ませたり他のことで気を逸らしながらやるといった工夫が必要です。
人間の自己満足でないか
その行動が飼い主さんのエゴでないか考えるのも大切な観点です。SNSの映え目的だったり、飼い主さんの「これをしたい!」という一時的な欲求を満たすためだけに愛犬に苦痛を強いるのは必要なこととは言えません。
長期的に見て愛犬のためになるか
一方、たとえその場では愛犬も喜んでいて飼い主さん・愛犬の両方がハッピーだったとしても、それが『今が良ければそれで良い』のその場しのぎの行動である場合、愛犬のためとは言えないでしょう。
その行動を続けた場合や繰り返した場合、長期的に見て愛犬の健康や待遇に悪影響を及ぼすのであれば、その行動はやめるべきです。
犬の本能や特性に適しているか
犬に苦痛を与えないためには、犬の本能や特性をしっかり理解しておく必要もあります。犬と人間は違う動物である以上、人間にとっては良いことや何でもないことであっても、犬にとっては苦痛を感じたり悪影響になることも多々あるということを認識し、正しい知識に基づいた判断をしなくてはなりません。
まとめ

愛犬に安心して健やかに暮らしてほしいというのは全ての飼い主さんの願いですよね。飼い主さんの行動が苦痛を感じさせてしまっては本末転倒です。もう一度自分の行動を見直し、改めるべきところがあった場合はすぐに実行しましょう。



