犬が『ふかふかしたところ』を好む理由

母親を思い出して安心するから
犬に限らず、私たち人間も『ふかふかしたもの』は大好きですよね。ふかふかに包まれていると気持ちが良くて、何だか安心してリラックスできるのはなぜでしょう。
実はふかふかに触れると幸せホルモンであるオキシトシンが分泌されるということがわかっています。ふかふかに包まれているという状態が母親に抱っこされているときの無意識の記憶を呼び覚ますのだそう。
恐らくこれは人間に限ったものではなく、犬や他の多くの哺乳動物にも共通している感覚なのでしょう。
体圧が分散されるから
ふかふかが気持ち良いと感じるもう1つの理由は、物理的に体圧が分散されるからです。ふかふかは凹凸があって表面積が広いので広範囲で体重を支えてくれるため、筋肉の負担が軽くなりストレスが軽減されるのです。
ふかふかが温かいから
毛布やダウン素材など、ふかふかの素材はとにかく温かいですよね。ふかふかの素材が繊維の間に多くの空気を溜め込むことができ、触れている人の体温を逃さない断熱材の役割を果たしてくれるからです。
温かいものに触れていると安心できるのは犬も人間も一緒。特に周囲の気温が冷え込む季節には、ふかふかが与えてくれる快適さは極上です。
飼い主さんの匂いがついているから
特定のブランケットや毛布が好きという場合、ふかふかなら何でもいいというわけではなく、ふかふかに閉じ込められた飼い主さんの残り香や体温に魅力を感じている場合があります。
ここまでご紹介してきたように、ふかふかしているというだけでも幸せやリラックスを与えてくれる要素は多々あるのですが、そこに「飼い主さんが使っていた」という付加価値がつくと魅力は爆上がりなのです。
これで安眠!犬が快適に休める寝床づくりのポイント

気温・湿度を適切に整える
快適に眠るためには気温・湿度が整っていることは最低条件です。一般的には気温は23〜25度前後、湿度は50%程度が適していると言われていますが、愛犬のライフステージや犬種、体調によっても異なるので、愛犬にとっての最適を見つけましょう。
適度な暗さと閉塞感
犬は洞窟暮らしをしていた遺伝的本能から、適度に暗く閉塞感のあるところの方が安心感を覚えます。ドーム型のベッドやソファの下、クレートの中などを好んで居場所にするのはこのためです。明るすぎたり周囲がよく見えすぎると、警戒心が先に立ってリラックスすることができません。
家族の気配がある
犬は野生下では群れの仲間と一緒に集団生活をしていたため、ひとりぼっちが苦手です。無防備になる睡眠中というのは特に、ひとりでいると熟睡を妨げられてしまいます。
安心して熟睡できるためには、家族の気配が感じられることが大切です。同じベッドで一緒に寝ないにしても、同じ部屋で寝るなど、睡眠中も家族の気配を感じられるようにしてあげましょう。
まとめ

ふかふかを好むというのは当然すぎて、その深い理由まで考えたことがある人はあまりいなかったかもしれません。結論、人間が気持ちいいと感じるところは犬も気持ちいいと感じるということでしょう。
愛犬が快適に安眠できるよう、寝床づくりにはこだわってあげたいところです。



