犬は飼い主さんの声がわかる!その区別のポイント

世界的に著名なレコード会社・ビクターのトレードマークで、蓄音機に耳を傾けている犬の絵を見たことがある人は多いでしょう。この犬が蓄音機を通して聴いているのは、自身の亡くなった飼い主の声であると言われています。
もちろんこれは1つのエピソードに過ぎませんが、やはり犬は飼い主さんの声を判別することができると考えられています。
飼い主さんの声のトーン
犬の聴覚が優れていることはもはや周知の事実です。その優れた聴力をもって犬は人間の『声』から実にさまざまな情報を読み取っており、結果として飼い主さんの声をしっかりと聞き分けていると考えられます。
特にポイントとなるのが声の高さ、声のトーンです。また本人では気づいていない飼い主さんの喋り方の癖なども犬はしっかり把握していて、飼い主さんを聞き分けるための判断材料にしているとされています。
飼い主さんの足音や車の音もわかる!
飼い主さんが帰ってくることを察知して玄関で待機しているというのは犬あるあるですよね。これは犬が飼い主さんの足音や車の音を覚えていて、近づいてきた飼い主さん特有の音を感知しているからできる芸当です。
飼い主さんの歩き方のテンポやリズム、車のエンジン音あるいは運転の癖なども把握しているのかもしれません。機械音ですら判別できるのなら、飼い主さんの声を判別するのなんて朝飯前なように思えますよね。
声だけで判断しているわけではない
ただし聴力だけで飼い主さんを判別しているかといえば、そういうわけではありません。その判断には「視覚」や「嗅覚」もとても重要な役割を占めています。犬は視力はあまり良くないため、細かい目鼻立ちで判別しているとは考えにくいですが、全体のシルエットや動き方の特徴で見分けていると考えられます。
一方、嗅覚は聴覚と同様に非常に優れているため、飼い主さんの姿が実際に見えるかなり前、はるか遠くからでも飼い主さんの匂いを嗅ぎつけて判別しています。
最新研究!犬に『言葉』は必要ない?

犬は人間の言葉を一定数聞き分けて理解している、というのは科学的にも証明されています。しかしながら、最新の研究では犬は『言葉』がなくても飼い主さんの指示や意思を把握しているという驚きの結果が報告されました。
無意味な言葉でも指示が伝わった!
ハンガリーの大学で行われた実験では、飼い主さんがスクリーンの後ろに隠れた状態で愛犬に指示を出し、それに正確に従うことができるかを調べました。
そのときに用いられたのは「おいで」「待て」などの具体的な言語ではなく、全く意味のない単語。飼い主さんは意味のない単語にできるだけ意識を込めて愛犬に指示しました。その結果、何と、犬たちは飼い主さんの指示通りの行動をとることができたのです。
この実験からも犬と意思疎通をとるために『声のトーン』や『声の高さ』がいかに重要であるかということが証明されました。信頼関係が形成されている犬と人間の間のコミュニケーションには、もはや『言葉』すらも必要ないのかもしれません。
まとめ

愛犬が自分の声に反応して喜んでくれたら、飼い主としてこんなに嬉しいことはありませんよね。愛犬には「かわいいね」「いい子だね」「大好きだよ」といったポジティブな言葉をたくさんかけて、飼い主さんの声をもっともっと好きになってもらいましょう!



