犬の多頭飼いでよくある悩み

多頭飼いでは、犬同士が自然と社会性を学び合ったり、遊び相手になったり、お留守番中の不安や寂しさが軽減されるなど、様々な魅力があります。
その分、飼い主にとっては、多頭飼いならではの悩みが増えることがあります。仲良く暮らしているように見えて、犬同士のトラブルが発生してしまうこともあるでしょう。
1.医療費や生活費が増える
犬の数だけ医療費や生活費が必要ですから、犬が増えれば、その分だけ費用も増えます。
同じ犬種なら同じだけの医療費や生活費が必要で、「2匹なら倍になるくらいかな~」と考えていると、意外な出費に驚くことになるかもしれません。
1匹ではおとなしく遊んでいても、多頭になると、部屋の中を走り回って追いかけっこをすることもあるでしょう。脱臼や骨折などの怪我をすると、数十万の医療費が必要になることがあります。
ごはんやおやつ、トイレ用品など、生活費は何となくイメージしやすいかもしれませんが、犬の医療費は高額になりやすいので、思わぬ出費が…ということが起こりやすいです。
2.お散歩やお出かけが大変になる
多頭飼いでは、一緒に仲良くお散歩…とはいかない場合があります。歩く速度も違えば、体力も違いますし、お散歩の楽しみ方も犬それぞれです。
どちらかに合わせると、どちらかがお散歩に満足できなかったり、ストレスを感じたりすることがあります。
一方の犬ばかり見ていると、一方の犬が車道に飛び出そうとしたり、他人と接触しそうになったり、安全面への配慮も大変になります。
多頭飼いであっても、それぞれお散歩に連れて行ってあげることができるよう、飼い主の時間や体力の確保も必要になるでしょう。
3.相性が合わずに喧嘩ばかりする

おやつやおもちゃを奪い合って喧嘩をすることもあれば、縄張り意識から喧嘩をすることもあります。
おっとりとした性格の犬と、活発でやんちゃな性格の犬とでは、遊び方や過ごし方に違いがあり、お互いがストレスを感じ、喧嘩へと発展してしまうことがあります。
一方が、もう一方に対して攻撃的になることもあり、怪我を負わせてしまうなどのトラブルが起こることもあるでしょう。
4.一緒にイタズラばかりする
とくに後輩犬は先輩犬の真似ばかりします。後輩犬が子犬であればなおさらのことです。
先輩犬が吠えれば後輩犬も吠えます。先輩犬がスリッパをくわえてくれば、後輩犬も物をくわえてやって来ます。良いことも悪いことも真似てしまうのです。
言い換えれば、後輩犬は先輩犬を見て学んでいるのです。そのため、新しい犬を迎える前に先住犬である愛犬への適切なしつけを行っておくことが大切なのです。
愛犬たちに飼い主がすべき配慮

「先住犬を最優先に」とよく言いますが、愛犬たちの性格や関係性をよく見極めて対応することが重要です。最優先よりも「平等」にスキンシップやコミュニケーションを取ることも大切なのです。
仲良くしているように見えて、一方は不満やストレスを抱えているかもしれません。適度にそれぞれがひとりの時間を過ごすための環境を確保してあげるとよいと思います。
まとめ

犬の多頭飼いでよくある悩みを4つ解説しました。
- 医療費や生活費が増える
- お散歩やお出かけが大変になる
- 相性が合わずに喧嘩ばかりする
- 一緒にイタズラばかりする
多頭飼いには様々な喜びがある一方で、様々な悩みも生まれます。犬それぞれの性格や個性を理解し、それぞれに適切な環境を与え、問題やトラブルは予防すること、軽減することを考えましょう。
犬の数だけ責任が増えるということを意識し、それぞれの犬としっかり向き合うことが大切です。



