犬が飼い主に抱っこされているときの心理

幸せ
犬は大好きな飼い主さんに触れられたり、抱っこされたりといったスキンシップに幸せを感じます。
信頼関係で結ばれた犬と飼い主さんが目を合わせたり抱っこで触れ合ったりすると、脳内で「幸せホルモン」「愛情ホルモン」と呼ばれるオキシトシンが分泌されると考えられています。
そのため、スキンシップによって、心身共にリラックスしたり嬉しい気持ちになったりするのはごく自然なことでしょう。
反対に、スキンシップが足りなくなるとストレスが溜まったり気持ちが不安定になったりすることもあるほど、犬にとって抱っこを含めた触れ合いは大切なものです。
安心する
犬は信頼している飼い主さんに抱っこされたり、体を密着させたりすることで、安心感を得ていることもあります。
特に初めての場所で不安を感じているときや、苦手な人や犬に会って恐怖を感じているときは、守ってもらいたい気持ちで抱っこを求めることがあると思います。
不安になっているときに抱っこすることで愛犬を安心させてあげることはとてもいいことですが、すぐに抱っこして守る行動を繰り返すと過度な保護になってしまう可能性があります。
犬が不安そうになっているからといってすぐに抱き上げてしまうと、犬自身が不安やストレスを乗り越えて自信をつける機会を失ってしまいます。
そのため、過保護になりすぎないように、少しずつ色々な経験をさせて社会性を身につけさせてあげましょう。
快適
犬が散歩中などに抱っこを求めてくる場合、「もう歩きたくない」「疲れたから楽をしたい」という気持ちがあるかもしれません。
もちろん、いつも以上に遊び過ぎて疲れ果ててしまったときは、体への負担を考えて抱っこをしてあげることも必要です。
しかし、毎回の散歩で抱っこを求めてくる場合は、愛犬の体力を見極めつつ、歩くことを促すようにしましょう。
ただし、怪我をしている可能性がある場合などはすぐに歩かせるのを中断して、動物病院に連れて行くようにしてください。
高い場所が怖い
犬によっては高い場所に対して不安や恐怖を感じることがあります。
そのため、飼い主さんが立っている状態で抱っこしてしまうと、犬にとっては非常に高い場所にいることになるため、緊張してしまう犬も少なくありません。
特に過去に高いところから落ちた経験がある犬や抱っこで怖い思いをしたことがある犬は、「また痛い思いをするかもしれない」と不安を感じてしまうでしょう。
自由になりたい
多くの犬は、飼い主さんに抱っこされたりなでてもらったりといったスキンシップを喜びます。
しかし、その犬の気質やその場の状況によっては、抱っこを嫌がってしまうこともあります。
遊んでいる最中であれば「自由になりたい!」と思うこともありますし、抱っこの仕方が悪く体に負担がかかっているときは「痛いから離して欲しい」と思うこともあるでしょう。
そのため、愛犬が抱っこされているときにどう感じているかは、反応をしっかりと確認しながら把握してあげることが大切です。
犬が抱っこを嫌がっているか判断する方法

犬は抱っこされて喜ぶだけでなく、不安や恐怖、不快感を感じてしまうこともあります。
状況によっては愛犬を危険にさらしたり、関係性を悪くしたりすることもあるので、抱っこしている最中の犬の反応をきちんと見て、気持ちを理解してあげましょう。
特に抱っこしたときに以下のような反応を見せるときは、犬が嫌がったり怖がったりしている可能性があります。
- 体に力が入って緊張している
- 表情がこわばっている
- 声をかけても反応せず目を合わせない
- 暴れて逃げようとする
- 飼い主さんの腕や手を噛む
犬が嫌がっているときは無理に抱き上げたり捕まえたりせず、安心して身を任せられるような抱き方をすることを意識しましょう。
まとめ

多くの犬は、大好きな飼い主さんに抱っこをされると幸せや安心感を感じます。
そのため、信頼関係や愛情を深めるための方法として大切なスキンシップのひとつです。
ただし、犬の性格や状況によっては余計に不安にさせたり不快な思いをさせたりする可能性があるので、しっかり表情や態度を見ながらコミュニケーションを取るようにしましょう。



