暑くなってきたときの『犬との散歩』リスクが高まるのはいつぐらいからなの?

暑くなってきたときの『犬との散歩』リスクが高まるのはいつぐらいからなの?

近年では夏本番以外の季節も熱中症や体調不良のリスクが高まっています。具体的な時期を目安として知りたいですよね。今回は犬との散歩で暑さのリスクが高まる時期や気温、注意点などをご紹介します。

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記事の監修

めのうアニマルクリニック院長。猫が大好きなあまり、犬と猫を分けた動物病院を開院。「犬にも猫にも優しい動物病院」をコンセプトにしています。腫瘍学を得意分野としていますが、しつけに対しても力を入れており、パピークラスを開校して子犬のトレーニングを行っています。

犬との散歩で暑さのリスクが高まる時期と気温

2頭の犬

少しずつ日差しが強くなってくると、気になるのが愛犬の暑さ対策ですよね。「まだ真夏じゃないから」という油断が、愛犬を危険にさらしてしまうことがあります。

具体的な目安を知るために、犬との散歩で暑さのリスクが高まる時期と気温をチェックしていきましょう。

4〜5月の初夏の時期から注意

ひと昔前の4〜5月は過ごしやすい季節でしたが、近年の初夏は真夏のような気温に達する日が増えてきています。しかも、この時期はまだ冬毛から夏毛への生え変わりが完全に終わっていない犬も多く、体もまだ夏の暑さに慣れていない状態です。

体内に熱がこもりやすい状態のまま散歩に出かけると、かなりの体力を奪われてしまいます。新緑が美しい季節ですが、暖かい日差しを感じる日は注意して出かけなければなりません。

気温は22度以上が目安

女性と散歩する犬

犬にとっての快適な温度は、一般的に18〜22度と言われています。外の気温が22度を超え始めたら、散歩時に暑さ対策を意識するようにしましょう。

さらに注意したいのが、犬と人間の体感温度の違いです。犬は地面との距離が非常に近いため、アスファルトからの照り返し(輻射熱)をダイレクトに浴びてしまいます。

そのため、人間が感じる気温が22度であっても、犬はプラス5度以上の猛暑のような厳しい暑さを感じているケースが少なくありません。

梅雨の時期や夕方も熱中症のリスク

ジメジメした梅雨の時期は、気温そのものがそれほど高くなくても湿度が上昇しています。湿度が高いと唾液が蒸発しにくくなり、熱をうまく逃せない状態に陥りやすいです。

暑い日は夕方になってもアスファルトの温度はなかなか下がることがなく、猛暑日は熱帯夜になるため、室内遊びに切り替えることも大切です。

また、レインコートは雨の日の散歩に便利ですが、熱がこもりやすいため熱中症のリスクが上がる点も見逃せません。犬が口を開けて「ハァハァ」とパンティングを繰り返す日は、早めに散歩を切り上げるように心がけるべきでしょう。

暑い時期に犬の散歩をする際の注意点

水を飲む犬

犬の健康維持のためには、暑い時期もできる限り散歩は続けたいものですね。安全に散歩を楽しむために、以下にまとめた暑い時期に犬の散歩をする際の注意点をチェックしてみてください。

日中の散歩は避ける

気温が22度以上になる暑い時期は、日中の散歩は避けましょう。太陽が高い位置に来る午前10時〜午後4時ごろの時間帯は、紫外線が強いだけでなく、地面の温度が60度近くまで達することがあります。

暑い時期の散歩は、明け方または夜の時間帯がおすすめです。ただし、熱帯夜の日の散歩は避けるべきでしょう。

アスファルトの温度を確認する

暑そうなパグ

散歩に出る前に必ず、飼い主さんが手のひらでアスファルトの温度を確認しましょう。靴を履いている人間に地面の温度は伝わりにくく、大丈夫だと思って触ってみると驚くほど熱いことがあります。

愛犬の肉球がやけどを負ってしまわないように、アスファルトを5秒間タッチして熱くないか確認してから出発してください。

30分以内の短時間を心がける

暑い時期の散歩は、愛犬の負担を減らすために30分以内の短時間で切り上げるよう心がけましょう。早朝や夜などの時間帯を選んでも、犬にとって高い気温の中での運動はハードなものです。

できるだけ日陰の多いルートを選んで、途中で水分補給も行うようにしてください。散歩から帰ったあとは、涼しい部屋でしっかりと休ませてあげてくださいね。

まとめ

ホースで遊ぶ犬

人間よりも暑さに弱い犬にとって、近年の夏は過酷なものになっています。たとえ初夏だとしても、気温が高い日の散歩は十分な暑さ対策を取る必要があります。

犬だけでなく飼い主さん自身も熱中症対策を万全に行い、健康的な夏を過ごせるようにしてくださいね。

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