犬同士が見せる愛情表現とは?

人間と同じように犬にも相性があり、相性がいい犬同士は仲睦まじい姿を見せてくれます。そして時には、犬なりの方法で相手に「大好き」と伝えていることも。では、具体的に犬同士はどのような愛情表現をするのか、一緒に見ていきましょう。
1.相手の犬の顔を舐める
犬が相手の犬の顔を舐めるのは、「大好き」「仲良くしたい」という愛情表現です。相手が嫌がらずに穏やかな態度で受け入れているのなら、相性がいいと考えていいでしょう。相性のいい犬同士はお互いの顔を舐め合い、絆を深めていきます。
また、初対面の犬の顔を友好的にペロッと舐めるのは、「友だちになろう」「一緒に遊ぼう」という気軽なコミュニケーションです。
もし低い姿勢で相手の犬に近づき、遠慮がちに顎の下から舐めるのであれば、敬意を示しています。
2.体を密着させる
体を密着させるのも、犬同士の愛情表現のひとつに挙げられます。本来は警戒心の強い犬が自分の体を預けるのは、相手を心から信頼している証拠。大好きで安心できる相手だからこそ、体をくっつけられるのです。
相性がいい犬同士はリラックスした態度を見せるため、お互いにお尻や背中をピタッとくっつけたり、相手の体に顎を乗せたりしてのんびりと過ごします。体を密着させたまま寝てしまうことも多く、大好きな相手と常に一緒にいたい気持ちの表れと言えます。
3.一緒に遊んだりじゃれ合ったりする
犬が頭を低く下げ、お尻を高く上げるポーズを「プレイバウ」と言います。犬はプレイバウで相手を遊びに誘い、それに相手が応じると、追いかけっこやプロレスごっこ(ワンプロ)が始まります。遊びやじゃれ合いの中で、優しく甘噛みすることも。
犬は楽しく遊んだりじゃれ合ったりしながら仲や絆を深めていきますが、それができるのは、お互いに大好きで相性がいいからです。一緒に遊んだりじゃれ合ったりするのも、犬同士が見せる愛情表現のひとつと言えるでしょう。
犬同士が愛情表現しているときの注意点

愛犬たちが仲良く愛情表現をしている姿は微笑ましいものですが、時にはエスカレートしてしまってトラブルに発展することもあります。そのため、飼い主さんは近くで見守ってあげなければなりません。ではその際、どのような点に注意したらいいのでしょうか。
ここからは、犬同士が愛情表現しているときの注意点をご紹介します。
1.一方通行の愛情表現になっていないか注意する
片方の犬が「大好き!」と顔を舐めたりじゃれたりしていても、もう一方の犬は嫌がっていることがあります。
どちらかが顔を背ける、逃げようとしているといった、嫌がっているサインを見せている場合は、すぐに距離を取らせるようにしましょう。そのまま放っておくと、嫌がっている側が威嚇や攻撃行動に出る可能性があります。
犬同士が愛情表現しているときは、それが一方通行になっていないか、双方の様子をよく観察することが大切です。
2.興奮しすぎに注意する
犬同士が楽しく遊んだりじゃれ合ったりしていても、徐々に興奮が高まってしまうことがあります。そのまま興奮しすぎると、遊びがケンカに発展してしまうことが少なくありません。
唸り声や吠え声が激しくなったり、甘噛みが強くなってきたら、興奮が高まっているサインです。それらのサインが見られたら、一旦引き離して休憩させ、お互いに落ち着いてから遊びを再開するようにしましょう。
10分程度ごとに休憩を入れるようにすると、興奮のしすぎを防ぐことができます。
3.なるべく邪魔をしない
犬同士が穏やかに顔を舐め合ったり、体を密着させたりしているときや、手加減しながら上手に遊んでいるときは、そっと見守るようにしましょう。「仲良しだね!」「かわいいね!」と大声を上げながら近づいたり、無理にカメラを向けたりすると、犬同士の絆を深める大切な時間を台無しにしかねません。
犬同士が愛情表現をしているときに見守ることは必要ですが、上手にコミュニケーションが取れているときは、邪魔をしないように配慮することが大切です。
まとめ

犬同士は、相手の顔を舐める、体を密着させる、一緒に遊んだりじゃれ合ったりするといった形で愛情を表現します。穏やかな態度やリラックスした態度でこうした愛情表現を見せたり、受け入れたりするのは、相性がいい証拠と言えるでしょう。
愛情表現もエスカレートすれば、トラブルにつながることもあるため、飼い主さんの見守りが不可欠です。見守る際は、ご紹介した3つの注意点を守るようにしてくださいね。



