今すぐやめて!犬を怖がらせてしまうNG行為

暴力・暴言
言うまでもありませんが、暴力を振るったり暴言を浴びせるといった行為は犬に恐怖と多大なストレスを与えます。暴力という物理的な痛みを伴う恐怖はもちろんのこと、犬は人間の表情や声のトーン、汗の匂いなどからさまざまな感情を読み取ります。
その能力が優れているだけに、飼い主さんが自分に向けた悪意や敵意を敏感に感じとり、トラウマにも繋がる恐怖や絶望を抱いてしまうのです。
大きな物音を立てる
雷や花火の音を聞くとパニックになってしまう子が多いことからもわかるように、一般的に犬は大きな物音や破裂音が苦手です。
雷や花火のように自然現象や飼い主さんが介在することのできないイベントによるものはどうしようもないのですが、それ以外、例えば掃除機の音や特殊な工作機械の操作音、パンク音楽など、犬が本能的に嫌う音を立てることは犬に大きな恐怖を与えてしまうため控えましょう。
突拍子もない行動をとる
目の前で思いがけない動きや突拍子のない行動をとられると、犬はびっくりして恐怖を覚えます。特に小さな子どもに苦手意識を持つ犬が多いのは、小さな子どもは予測不可能な動きをすることが多いからと考えられています。
無理やり追い回す
犬は基本的には『かまってちゃん』ですが、ひとりでいたいときや遊びたい気分や体調でないときというのもあります。
無理やり遊びに引っ張り出そうとしたり、逃げているのを追いかけ回す、人間にとっては遊びのつもりでも犬が本気で怖がっているおもちゃを向け続けるなど、犬の感情を無視した自分勝手な行動は犬に恐怖を与えます。
家族で喧嘩をする
犬は集団で狩りを行ってきた遺伝的経緯から、群れがいつでも平和な協調関係にあることを望みます。そのため夫婦喧嘩や兄弟喧嘩、親が子供を強く叱るといった場面に遭遇すると「いつも通りの平和な日常が壊れるのでは」という恐怖を感じます。
喧嘩をしていたら愛犬が仲裁するように間に入ってきた、親に叱られた後に愛犬が慰めに来てくれたなどといった経験をしたことがある人も多いでしょう。それは平和主義の犬ならではの行動なのです。
愛犬が恐怖心を抱いているときのサイン

体を震わせる
最もわかりやすい恐怖のサインは『震え』です。恐怖を感じたときに体がぶるぶると震えるのは犬も人間も一緒。耳や体を伏せて小刻みにぶるぶると体を震わせていたら、それは強い恐怖心を抱えているサインです。すぐにケアを考えましょう。
物陰に隠れる
恐怖を感じているとき、犬は本能的に安心できる場所に身を隠そうとします。犬は洞窟暮らしをしていた野生の本能から薄暗くて閉塞感のある場所に安心感を抱く傾向があるため、ベッドやソファ、テーブルの下など、少し窮屈そうな物陰に隠れて心を落ち着かせようとします。
助けを求めてくる
犬が本能的に安心できる場所、それは信頼できる飼い主さんの近くでもあります。怯えた様子で後追いをしてきたり、飼い主さんがくつろいでいる横にピッタリと身を寄せてくるのは「この恐怖心をどうにかして」と助けを求めてきているサインでもあります。
ストレスサインを出す
犬は不安や緊張を感じたとき、自分や相手を落ち着かせるために『カーミングシグナル』と言われる独特のストレスサインを出します。恐怖心も強い不安・緊張に当たるため、カーミングシグナルによる行動が見られた場合は要注意です。下記はその代表例です。
- 前足をしつこく舐める
- 首の辺りを掻く
- あくびをする
- お腹を見せる
まとめ

愛犬が怖がっている姿を見るのは心が痛みますし、どうにかしてあげたいという保護欲が大いに刺激されます。
すぐに適切なケアができるようになるためにもまずは愛犬が何に恐怖を感じるのか、恐怖を感じたときにどんな仕草をするのかをしっかり把握しておくことが大切です。



