犬がリードを引っ張っているときのタブー行為

引っ張り返す
犬がリードを引っ張ったときに「負けない!」とばかりに引っ張り返すのは絶対にNGです。犬の方もムキになって綱引き状態になってしまうことがあり、収拾がつかなくなるからです。
また綱引きをしているうちに首輪がすっぽ抜けてしまったり、リードを離してしまったりして脱走のリスクも高まります。
力づくで引き戻す
引っ張り返すのとやや似ていますが、リードを引っ張られた時に力づくで引き戻して言うことを聞かせるのも良くありません。無理やり引っ張ると喉が首輪によって圧迫され、気管虚脱などの呼吸器疾患を引き起こす原因にもなります。
また「飼い主さんに力で押さえつけられた」という感覚を抱かせてしまい、信頼関係にヒビが入ることも予想されます。
厳しく叱責する
リードを引っ張られるとつい「ダメ!」と叱りたくなってしまうかもしれません。ですがリードを引っ張る行為自体を厳しく叱責するのはタブー行為です。
なぜなら犬にはリードを引っ張る行為が悪いことであるという認識がない、あるいは場合によってはリードを引っ張っているという認識すらないため、何を叱られたのかが理解できず混乱してしまう可能性があるのです。
叱りすぎは逆効果!引っ張り癖の正しいしつけ方

首輪ではなくハーネスを使用する
引っ張り癖がある子の場合、お散歩時には首輪ではなくハーネスを使うのがベターです。首輪にリードを繋いでいるとリードを引っ張ったときに喉や気管に圧力がかかってしまい、健康被害の恐れがあるからです。
ハーネスであれば首に力はかからないので安全かつ、首輪に比べてすっぽ抜けのリスクも低いので安心です。
引っ張られたら立ち止まる
犬がリードを引っ張ったら、飼い主さんは立ち止まりましょう。引っ張り返すのではなく、ただ立ち止まるのがポイントです。引っ張っても思い通りにならない、むしろ引っ張ることでお散歩が中断されてしまうと学習させることが大切です。
あえて逆方向に向かう
また立ち止まるのに加えて、あえて犬が行こうとしている方向とは逆の方向に歩き出すのも効果的です。前にグイグイと引っ張るのであれば、くるりと後ろを向いて後ろに進みます。
声をかけない
犬がリードを引っ張ったときに叱らないというのはすでにご説明しましたが、叱責の言葉だけでなく声がけ自体もしないようにしましょう。引っ張ったときに飼い主さんが反応すると犬は「引っ張れば注意を引ける」と勘違いしてしまい、自分勝手な行動がエスカレートする恐れがあります。
アイコンタクトをとる
犬と飼い主さんでアイコンタクトを交わしながら歩くのはお散歩の理想形です。犬が飼い主さんの目を見たら褒めておやつを与えることを繰り返し、継続的にアイコンタクトがとれるようにしましょう。アイコンタクトをとりながら歩けるようになると、一方的にリードを引っ張ることはなくなります。
まとめ

お散歩時のポジションの理想は犬が飼い主さんより先に行かないことですが、そこまで完璧にしつけるのはなかなか難しいものです。
ポジショニングは多少なっていなくても、リードをグイグイ引っ張らないというだけでもお互いにとってストレスの少ないお散歩となります。根気強く対応することで無理なく楽しいお散歩時間にできるよう頑張りましょう。



