犬が飼い主さんの前で『へそ天』をする理由

お腹を撫でてほしい
愛犬がゴロンとお腹を見せてくれたら、ついついお腹を撫で回したくなるのが飼い主心。犬の方もそれをよく理解しているので、お腹を撫でてほしいというアピールでへそ天をする子も少なくありません。
へそ天した愛犬がチラチラと飼い主さんの様子を伺っていたら、思う存分に撫でてあげましょう。
飼い主さんに笑ってほしい
同様に、愛犬のへそ天を見ると微笑ましくて笑ってしまう飼い主さんも多いでしょう。犬は飼い主さんを喜ばせることに生きがいを感じていると言っても過言ではありません。
過去にへそ天をして飼い主さんが笑ってくれたことを覚えていて、また喜んでもらいたいと思ってへそ天をしている可能性もあります。健気でキュンとしてしまいますね。
背中が痒い
単純に背中に痒みがあり、背中を床に擦りつけるためにへそ天の体勢になっていることもあります。わずかの時間であれば問題ありませんが、あまりに繰り返す場合や長時間グリグリと擦っている場合は一度背中の状態を確認してあげましょう。
信頼していることの意思表示
言わずもがなですが、お腹というのは生き物にとって急所にあたります。へそ天をして急所をさらけ出すというのは「あなたが自分を攻撃しないということはわかっていますよ」という信頼の意思表示でもあります。
究極にリラックスしている
へそ天の状態のまま寝てしまう子もいますが、これは究極にリラックスした状態と言えるでしょう。寝ている状態というのは無防備な状態です。
野生下の犬は睡眠中に外敵から攻撃されることを避けるため、フセの姿勢など何かあったらすぐに逃げ出せる体勢で眠ります。へそ天の体勢は起き上がるまでに時間がかかるため、危険なことは何も起きないと信じているからこそできる姿勢なのです。
カーミングシグナル
へそ天ポーズはポジティブなときにとる印象が強いですが、実はストレスサインの場合もあるため要注意です。犬は強い緊張や不安を感じたとき、自分もしくは相手を落ち着かせるために『カーミングシグナル』という特有の動作をとります。
へそ天は相手に敵意がないことを示して自分を落ち着かせようとしている場合の行動です。
愛犬がリラックスできる環境とは

静かで落ち着ける環境
常に大きな音がしているような騒がしい場所や、外の様子がよく見えすぎる場所では犬は警戒心が勝ってしまってリラックスすることができません。静かである程度外界から遮断されたような場所の方が落ち着いて過ごすことができるでしょう。
家族の気配を感じられる場所
犬は群れで集団生活を営んでいた本能から、ひとりぼっちでいるよりも仲間の中にいる方がリラックスできます。そのため静かで落ち着いた環境であることは前提であるものの、全くひとりぼっちになってしまう場所よりも、家族の話し声が聞こえたり気配を感じられる場所の方が安心できます。
温度・湿度を適正に整える
暑すぎたり寒すぎる場所ではリラックスして過ごすことはできませんよね。犬も同じです。温度は20から25度、湿度は50%程度が犬にとっては理想と言われています。空調機器などを上手に使って環境を整えてあげましょう。
まとめ

犬がへそ天を見せてくれるのは、それだけ飼い主さんにも環境にも慣れた証拠です。信頼関係を築けたことを誇りに思いながら、ずっとリラックスした状態で過ごしてもらえるように気持ちを引き締め直しましょう。



