犬からのしつこい「おねだり」への適切な対応とは?

愛犬からキラキラした瞳で見つめられると、つい甘やかしたくなりますよね。また、しつこく吠える愛犬に折れてしまうこともあるでしょう。
しかし、よかれと思った対応がおねだりを助長してしまうことも少なくありません。ここでは、犬からのしつこい「おねだり」への適切な対応をご紹介します。
目を合わせない
犬にとって視線を合わせることは、コミュニケーションの始まりを意味します。おねだり中に目が合ってしまうと、「もうすぐ良いことが起きる」「自分の要求が叶う」などと期待を膨らませてしまいます。
愛犬がじっと見つめてきたり吠えてきたりしても、心を鬼にして視線を外してしまいましょう。「今は応じるつもりはない」という意思を見せることが大切です。
声をかけない

「あとでね」「もうおしまい」といった言葉は、犬には通用しません。それどころか、「おねだりしたら構ってくれた」という成功体験として記憶されます。
「いくら叱ってもいい子にしてくれない」と感じている飼い主さんは、おねだり行動が止まるまでは完全に沈黙を貫いてみてください。
体に触れない
目を合わせない、声をかけないだけでなく、犬の体を触らないことも重要です。興奮し始めた犬を落ち着かせようとなでたりすることも、犬にとっては立派なスキンシップになります。
犬のおねだり行動を助長させる原因になるため、落ち着くまでその場を離れるなど、愛犬の体に触れない距離を保つようにしましょう。
愛犬がおやつを何度も欲しがるときの対処法

愛犬にねだられるままおやつを与えてしまうと、カロリーオーバーや栄養バランスの乱れが気になりますよね。しかし、どのようにやり過ごすべきか悩んでしまう飼い主さんも多いようです。
ここでは、愛犬がおやつを何度も欲しがるときの対処法についてご紹介します。
指示に従ったらあげる
愛犬が一方的に要求する「おねだり」を、飼い主さんが主導する「トレーニング」に切り替えましょう。おやつをあげる前に「オスワリ」や「フセ」などの指示を出して、成功したご褒美として与えます。
これを繰り返すと、「吠えればもらえる」という勘違いを防ぎ、「飼い主さんの指示に従えば良いことが起きる」という望ましい関係性を築けます。
知育玩具を活用する

おやつを与えても一瞬で食べ終わってしまい、「またおねだりされる…」とうなだれてしまうこともありますよね。そんな時は、フードを中に詰められる知育玩具を活用してみてはいかがでしょうか。
取り出すために頭や体を使うため、ただ与えるよりも時間を稼げます。退屈しのぎやストレス解消にもつながるため、検討してみてください。
別の提案をする
犬のおねだりは空腹ではなく、「飼い主さんに構ってほしい」という寂しさや退屈さからくるケースも少なくありません。ただおやつを与えるのは簡単ですが、今後さらにおねだり行動を助長させてしまいます。
そんな時は、ちょっとした遊びやブラッシングなど、別のコミュニケーションを提案してみましょう。意識を別の楽しいことに向けることで、食べ物への執着を和らげることができます。
まとめ

愛犬の「おねだり」は、可愛さゆえに応えたくなりますが、健康としつけの観点から適度な距離感を取る必要があります。今回お伝えした対処法を家族全員で徹底し、要求が通じないことを学習させましょう。
適切なコミュニケーションへと切り替えて、おねだりに頼らない良い関係を築いてみてくださいね。



