犬にも「悪知恵」はある?よく見られる例

犬にも、人間のように悪知恵を働かせているように見えることがありますよね。犬は高い学習能力と観察眼を持っているため、「一本取られた!」という気持ちになる飼い主さんも少なくはないようです。
そんな犬の悪知恵は悪意のあるようなものではなく、あくまでも自分の望む結果につなげるための行動のひとつにすぎません。ここでは、よく見られる例とともに、犬の悪知恵について深掘りしてみました。
仮病や痛いふりをする
散歩が嫌いな犬や、病院に行きたくない犬にたびたび見られるのが仮病や痛いふりです。足を痛めたふりをして抱っこを要求したり、動けないふりを見せたりして、何とかその場を凌ごうとします。
これは、過去に優しくされた経験から、犬は期待を込めて「やってみよう」と思ったのでしょう。犬のわざとらしい演技に、クスッとしてしまいますね。
気を引くための行動

飼い主に構ってほしいときに、犬はわざと困らせるような行動を取ることがあります。トイレをわざと失敗して見せたり、ゴミを荒らしたりなど、怒られるとわかっていても構ってもらうために頭を働かせます。
ほかにも、テーブルの物をわざと落として音を立てる、テレビのリモコンを隠すといった、まるで人間のような行動を取る犬もいるようです。
知らないふりをする
いたずらをした犬に多く見られるのが、知らないふりをする行動ですね。やったのは明らかなのに、「知らないよ」という顔を見せる犬に思わず笑ってしまう飼い主さんも多いのではないでしょうか。
「やっちまった〜」と顔に出てしまう犬もいますが、その中でも「自分ではありません」と澄ました顔をした犬を見ると、まるで頭脳犯のように感じてしまうかもしれません。
おやつを持っている時しか従わない

多くの飼い主さんが感じているのは、「おやつを持っている時しかいうことを聞いてくれない」ということです。よかれと思ってやっていたことが、思わず裏目に出てしまう瞬間ではないでしょうか。
さらには、お気に入りのおやつじゃないと無視をしたり、トッピングがないご飯は食べないという犬もいますね。
賢すぎるがゆえの注意点と対策

「このままでは愛犬との知恵比べになってしまう」「問題行動が増えてきた」と危機を感じている飼い主さんは、ぜひこの機会に対策を取ってみてはいかがでしょうか。ここでは、賢すぎるがゆえの注意点と対策をご紹介します。
例外を作らない
まず、例外を作らないということです。ルールに一貫性を持つことは、愛犬との信頼関係を保つ上での重要なポイントになります。
「今日は特別だよ」という言葉は犬には通用せず、一度でも許してしまうとわがまま行動を助長させてしまいます。吠え癖やさらには噛み癖といった問題行動に発展する可能性もあるので十分注意しなければなりません。
先回りをして対策を取る

愛犬のイタズラや破壊行動などに困っている飼い主さんは、まず環境を整えることから始めましょう。犬が悪知恵のような行動を見せる多くの場合は、退屈な時間ではないでしょうか。
家の中を自由に行動させると、目についたゴミ箱や家具などに興味を持つようになります。誤飲誤食などの危険を避ける意味でも、サークルやケージを使って犬の行動を制限させ、大切な持ち物は手の届かないところにしまいましょう。
犬が退屈をしないために知育玩具の導入、散歩や遊び時間を適度に入れたスケジューリングなども行ってみてください。
叱るより褒める機会を作る
学習能力が高い犬と上手く付き合うために、褒める機会を多く作ることをおすすめします。スリッパを噛んでいる時に「ダメ!」と叱ると、犬は「構ってもらえる」と覚えることが多いです。
そんな時は、犬のおもちゃとスリッパを交換して、成功したら「いい子!」と褒めてみてください。遊んでいい場所や噛んでいい物を明らかにさせて、飼い主さん側からおもちゃを提供するようにすると関係性が変わっていきますよ。
まとめ

愛犬が悪知恵を働かせている瞬間に立ち会うと、思わず驚いてしまうものですね。それだけ飼い主さんの行動パターンを把握している証拠です。
これからは、その賢さをよい方向に導いていけるよう、今回の記事を参考にしてみてください。



