犬が臆病な性格かどうか確認する方法

物音への反応
犬が臆病かどうかを判断するポイントのひとつが、物音に対する反応です。
犬は聴覚が優れていて、「安全な場所か」「敵が近くにいるか」など周囲の状況を音を聞いて判断します。
そのため、臆病な犬は突然聞こえてくる物音やほかの犬の声などに対して、敏感に反応する様子が見られます。
家で寝ているときでも外から聞こえてくる音に飛び起きて様子を伺ったり、ちょっとした刺激に反応して吠えたりする場合は、やや臆病で神経質な性格であることが考えられます。
また、散歩に出たときにほかの犬や人に対して吠えることが多い犬も、一見攻撃的に見えますが臆病だからこそ警戒して吠えていることが少なくありません。
初めて行く場所での様子
動物は元々初めて見るものや慣れていないものに対して、警戒心を持つ傾向があります。
それは自分の身を守るために必要な習性ですが、臆病な性格の犬の場合はその反応が極端に大きいことが少なくありません。
特に初めて行った場所でパニックになって飼い主さんの声も聞こえないような様子を見せたり、知らない人を怖がって逃げたりする場合は、警戒心が強く臆病な性格であることが考えられます。
ただし、最初はそのような様子を見せても、少し時間が経てば興味を持って動き出せるようであれば、動物としてごく自然な反応ともいえるでしょう。
飼い主さんへの依存
臆病な性格の犬は不安感を感じやすいため、守ってもらえると思っている飼い主さんに対して依存することがあります。
初めて行った場所や見知らぬ人がいる場所などで、飼い主さんの後ろに隠れたり抱っこをせがんだりする犬は、やや臆病なのかもしれません。
また、家の中にいても飼い主さんの姿が見えなくなると不安そうに鳴いたり、飼い主さんについて回ったりすることが多い場合も同じようなタイプであることが考えられます。
怖がりな犬に育つNG行為

社会化をしない
犬は知らないものに対して不安感を持ちやすいため、小さなうちから様々なものに触れ合わせて“社会性”を身につけさせることが大切です。
色々な人や犬と触れ合ったり、音を聞いたりして経験を重ねることで、犬は自信をつけることができます。そうすることで初めての場所やものに出会ったときも、自信を持って対応できたり短い時間で慣れたりできるようになります。
反対に、社会化トレーニングを行わないとどこに行っても不安を感じて楽しめなかったり、ほかの犬とコミュニケーションがうまく取れなかったりするので、ぜひ意識しておきましょう。
多少時間はかかるかもしれませんが、子犬ではなくても社会化はできるので、愛犬が怖がりな場合はぜひ意識してみてください。
過度に守りすぎる
愛犬が怖がっている様子を見ると、ついかわいそうに思って「大丈夫だよ」と抱っこしたりなでたりしてなぐさめる飼い主さんは多いと思います。
確かに犬が不安や恐怖を感じたときに守ってあげることは必要ですが、過剰に優しくしすぎると逆効果になる場合があるので注意しましょう。
犬が怖がっているときに過度に守ろうとすると、犬は自分で物事を乗り越える力を身につけることができません。
そして、少しでも怖いことがあれば飼い主さんに頼るようになり、どんどん臆病になっていってしまいます。
そのため、犬が多少不安を感じているようなとき、そばにいながらも甘やかすような態度は取らずに見守ってあげることも必要です。
犬と一緒に怖がる
犬が怖がっているときに、飼い主さんも同じように不安そうな様子を見せたりパニックになったりすると、犬は余計に怖がるようになってしまいます。
飼い主さんのそうした態度や行動を見て、犬は「やっぱり今はそれほど怖い状況なんだ」と思ってしまいます。
また、自分が不安になっているときに飼い主さんも不安そうにしているのを見ると、「頼れる人がいない」と思ってさらに不安を強めてしまいます。
犬が怖がっているときこそ、「飼い主さんがいれば大丈夫」と思えるように、落ち着いた態度で接するようにしましょう。
まとめ

犬が臆病な性格であっても、育て方や接し方によっては、自信を持って過ごせるようになることもあります。
また、臆病さは決して悪いことばかりではなく、慎重で繊細だということでもあるので、個性として受け入れて接していくことも大切だと思います。
そして、犬が不安を感じたときに、「この人のそばにいれば大丈夫」と思える信頼できる飼い主さんになってあげましょう。



