犬がしっぽを下げている理由3つ

1.不安や恐怖を感じている
犬がしっぽを下げているとき、不安や恐怖を感じている可能性があります。
特にしっぽを下げて後ろ足の間に丸め込むような様子を見せるときは、強い恐怖を感じていて自分の身を守ろうとしているのです。
犬は不安や恐怖を感じたとき、体の急所を守ろうとしたり体を小さく見せようとしたりするため、そのような心理からしっぽを下げるような仕草をすると考えられています。
また、しっぽを水平よりも低い位置で左右にゆらゆらと振っている場合は、周囲の様子や目の前にいる相手に対して警戒しています。
このように、不安や恐怖、警戒心によってしっぽを下げているときは、頭の位置や体勢も低くすることが多く、上目使いで様子を伺ったり目を合わせないようにしたりする様子が見られます。
2.リラックスしている
犬が穏やかな表情でしっぽを下げているときは、不安のようなネガティブな感情を持っているわけではなく、リラックスしていることが考えられます。
うれしいときや楽しいときなど感情が高ぶっているときには、しっぽを上にあげて振る様子が見られますが、そのときもしっぽに力が入っています。
一方、完全にリラックスしているときは体の力も程よく抜けているため、しっぽも水平より下に下がっていることが多くあります。
しっぽに力が入っておらず、だらんと下がっているときや軽く揺れているときは、犬も穏やかな気持ちでいることが考えられます。
3.体調が悪い
犬がしっぽを下げながらウロウロしていたり、しっぽを気にする様子が見られたりするとき、体に痛みや違和感を感じていることも考えられます。
しっぽやお尻付近に痛みを感じている可能性もありますし、腹痛や頭痛のようなしっぽとは関係のない場所に痛みがある可能性もあります。
体調の異常によってしっぽを下げているときは、いつもよりも元気がなく、あまり動きたがらなかったり食事や散歩への意欲が低くなったりする様子も見られます。
犬がしっぽを下げているときに注意すべきこと

しっぽは感情のバロメーターとして知られていて、ポジティブな感情だと上がり、ネガティブな感情だと下がると大まかに考えられることがあります。
そのため、犬がしっぽを下げていると心配な気持ちになる飼い主さんも多いと思います。
確かにしっぽを下げているときは心身の不調や不安が原因になっていることが多くありますが、必ずしもそうとは限りません。
自宅でリラックスして過ごしているときなどに、脱力してしっぽが下がっていることもあるでしょう。
犬の心理を理解するために大切なことは、しっぽだけでなく全身の状態や表情を見て総合的に判断することです。
そして、犬によって感情表現の方法も異なるため、日頃から愛犬の様子をよく観察して理解を深めてあげることも必要だと思います。
また、しっぽやお尻を触ろうとすると嫌がるときは怪我をしている可能性もあるので、しっぽの様子が気になったときは一度全身のチェックをしてみることをおすすめします。
まとめ

犬のしっぽは位置や振り方によって、様々な心理や意思を表現できるものです。
言葉では十分にコミュニケーションが取れないからこそ、そうした犬のボディランゲージにも注目して、気持ちをしっかりとくみ取ってあげましょう。
自分の気持ちを理解してくれる人に対して、犬は愛情や信頼を高めていくので、ぜひしっぽにも注目して関係性を深めていってくださいね。



