犬の『フードアグレッシブ』ってなに?攻撃行動をみせる理由や飼い主にできることまで

犬の『フードアグレッシブ』ってなに?攻撃行動をみせる理由や飼い主にできることまで

『犬がフードアグレッシブによって攻撃行動をみせる理由』についてまとめました。なぜフードアグレッシブは起きるのか、愛犬のフードアグレッシブに対して飼い主ができることを解説します。

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犬のフードアグレッシブとは?

ガム、威嚇する犬

自分のごはんやおやつを守ろうとして、「唸る」「吠える」「噛みつく」などの行動をしてしまうことをフードアグレッシブと言います。

ごはんやおやつを奪われてしまうのではないか、という不安からくる感情によって、本能的な防衛意識が生まれることによる行動です。

きっかけは様々ですが、子犬の頃にごはんを奪い合った競争経験がある場合、過去にごはんやおやつを取り上げられた経験がある場合、フードアグレッシブが起こりやすい傾向にあります。

本能的な意識から生まれる行動であるため、とくにきっかけがなくても、フードアグレッシブが起きてしまうこともあります。

犬がごはんやおやつを食べているとき、飼い主がそばを通るだけで唸ったり吠えたりして威嚇することがあります。手を伸ばせば噛みついてしまうこともあります。

多頭飼いでは、噛みつき合う大きな喧嘩になってしまうこともあります。

犬がフードアグレッシブによって攻撃行動をみせる理由

食事を目の前に威嚇する犬、雪の上

本能的な資源防衛の意識があること

犬には、本能的な資源防衛の意識があります。リソースガーディングとも呼ばれています。

食べるということは生きるということであり、食べ物は生きるために必要不可欠な資源です。野生下であれば、食べ物を食べるということは、命に直接的に関わるものです。

そのため、食べ物を守るということは、犬にとって自然な行動です。

家庭で人間と暮らすようになった現代の犬にも、野生であった頃の名残や、犬としての本能があり、「食べ物を奪われるかもしれない」という感情になると、資源を守るための防衛反応が起こるのです。

ごはんやおやつを守るためのフードアグレッシブによる行動は、「攻撃」ではなく「自己防衛」と考えてもよいのではないかと思います。

生まれ持った性格によって執着心や独占欲が強いこと

もともと食べ物への執着心や独占欲が強い性格である犬の場合では、フードアグレッシブによる行動が起こりやすい傾向にあります。

特別な日にだけ与えられるごはん、特別なご褒美として与えられるおやつは、犬にとってとくに価値の高い食べ物です。

全ての犬に言えることですが、特別な食べ物であるほど「守りたい」という意識が強くなります。執着心や独占欲が強い性格である犬であれば、より意識が強くなるのです。

不安やストレスによって小さな刺激にも敏感になりやすいこと

ある日突然、フードアグレッシブによる行動が見られるようになってしまうことがあります。

日常生活の中で溜まってしまった不安やストレスによって、心が不安定になっていたり、心に余裕がなくなっていたりするサインです。

心の健康状態が良くないとき、小さな刺激にも敏感になり、「食事をする」という命にも直結するような場面で防衛本能が高まり、攻撃的にも見える姿を見せてしまうことがあるのです。

愛犬のフードアグレッシブに対して飼い主ができること

食事中のフレブル

とにかく「安心して食事をすることができる環境を与える」ということを意識してみましょう。

愛犬がごはんやおやつを食べているときは、見つめる・声をかける・近づく・触れるなどはしないようにしましょう。

近くを通ったとき、愛犬が唸ったり吠えたりしても、叱ったり怒ったりせず、飼い主は無反応でいましょう。

冗談でも食べているものを奪ったり、奪うふりをしたりしてはいけません。信頼関係まで崩してしまう恐れがあります。

まとめ

食器、威嚇する犬

犬がフードアグレッシブによる行動を見せる背景には、過去の経験や犬としての本能など、様々な要因が複雑に関係していることがあります。

攻撃性がある、危険である、改善しなければならない、などとネガティブに捉えるのではなく、「なぜ愛犬は食べ物を守ろうとしているのか」ということを理解することが大切です。

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