『ストレスを感じやすい犬』の共通点4選 繊細な性格をしているワンコの特徴とは?

『ストレスを感じやすい犬』の共通点4選 繊細な性格をしているワンコの特徴とは?

ストレスは万病の元。それは人間も犬も一緒です。ストレスの少ない生活が精神衛生上も望ましいことは間違いありませんが、ストレスの感じ方はその子の性格や育ち方によって異なります。

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記事の監修

めのうアニマルクリニック院長。猫が大好きなあまり、犬と猫を分けた動物病院を開院。「犬にも猫にも優しい動物病院」をコンセプトにしています。腫瘍学を得意分野としていますが、しつけに対しても力を入れており、パピークラスを開校して子犬のトレーニングを行っています。

ストレスを感じやすい犬の共通点

元気のなさそうな犬

警戒心が強い

周囲に対する警戒心が強い子は、些細なことにも反応してしまうためストレスを感じやすくなります。世界のすべてが危険とばかりに警戒して、常に周囲に気を配ってビクビクしながら生活していると考えてみるとわかりやすいのではないでしょうか。

特に犬は聴覚や嗅覚といった感覚が人間の数倍優れています。優れているゆえにスルーしていいことまで感知してしまい、過敏になってしまうのです。神経をすり減らして気が休まるときがありません。

社会化ができていない

社会化ができていない子は特に他者との関わりにおいてストレスを感じやすいでしょう。本来であれば、犬は社会化期と呼ばれる子犬の頃に他の犬や家族以外の人間とたくさん関わることによって、他者との距離感のとり方や上手な関わり方を学びます。

ところが社会化期に閉ざされた環境で成長してしまうと、いざ他の犬や人間と対面したときに上手に関係性を築くことができず、困惑したり恐怖を感じたりもどかしさからいら立ったりして、強いストレスを抱えることになってしまいます。

分離不安傾向がある

飼い主さんと犬の距離感が近くなりすぎ、共依存関係が強すぎると『分離不安』という状態に陥ってしまう子がいます。分離不安傾向のある犬は飼い主さんへの執着が強く、飼い主さんの姿が少し見えなくなっただけでも強い不安とストレスを感じてしまいます。

成犬になっても後追いがひどい、良い子でお留守番ができないといった子は要注意です。かわいい愛犬といつも一緒にいたいのは当然ですが、現代日本社会で生きる以上、四六時中愛犬から離れないというのはかなり難しいはずです。

トラウマを抱えている

保護犬の中には、過去に人間から虐待を受けた経験により、特定の性別や外見の人に強い拒否反応を示す場合があります。

また、お留守番中に雷で怖い思いをした経験から、雷の音や気配に過敏に反応してしまうケースも少なくありません。さらに、車での移動中に酔って吐いてしまったことがきっかけで、車そのものを嫌がるようになることもあります。

このように、心にトラウマを抱えている犬は、その記憶を呼び起こすきっかけに触れると、強いストレスを感じやすい傾向があります。

ただし、一度できたトラウマを完全に取り除くことは容易ではなく、生涯にわたって向き合っていく必要があるケースも多いのが現実です。

愛犬のストレスを少しでも減らすために

元気に遊んでいる犬

ストレスの原因はできる限り取り除く

愛犬のストレスを減らすためには、ストレスの原因となるものをできる限り取り除いてあげることが大切です。

そのためにはまず愛犬がどんなことにストレスを感じているのかを把握することが必要不可欠です。愛犬からストレスサインが出ていたら、それがどんなときに起きるのか、何が引き金になっているのかを分析しましょう。

ストレスを癒す方法を探す

とはいえストレスの原因のすべてが物理的あるいは人為的に取り除けるものとは限りません。どうしようもない場合は、ストレスを感じてしまうことは仕方がないことと捉えたうえで、抱えてしまったストレスを少しでも早く癒す方法を考えましょう。

気晴らしをしてあげるのがいいのか、飼い主さんが寄り添うだけで違うのか、愛犬の反応をよく観察することが必要です。

専門家の力も借りる

持って生まれての性格や心に深く刻まれたトラウマは、そう簡単に直すことはできません。また適齢期を過ぎてからの社会化や重症の分離不安も、素人の半端な知識で対応しようとするとかえって愛犬にストレスをかけてしまいかねません。

ドッグトレーナーや獣医師など、専門家の力を借りる判断もときには必要です。

まとめ

女性と犬

ストレスは愛犬の心身に大きな影響を与えます。愛犬がのびのび楽しく暮らしていくためにも、飼い主さんが上手にストレスをコントロールしてあげましょう。

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