『美しい見た目をしている犬種』5選  容姿端麗なワンコの特徴や飼う前に知っておくべきことまで

『美しい見た目をしている犬種』5選  容姿端麗なワンコの特徴や飼う前に知っておくべきことまで

犬は一つの種であるにもかかわらず、人の手により、大きさや容姿などが異なる多様な犬種が作出されてきました。多様性は外見にとどまらず、牧羊犬、猟犬、警察犬、麻薬探索犬、身体障害者介助犬、コンパニオン・ドッグなど、人との関わり方も多種多様で、多くの分野で役立っています。多くの犬種の中で、今回は犬の外見に着目し、美しい見た目の犬種を、特徴や飼育の難易度も含めてご紹介します。

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美しい見た目をしている犬種

1.サルーキ

サルーキ

サルーキは、JKCの年間犬籍登録頭数が、多い年でも100頭前後という希少な犬種です。シルキーで滑らかな短毛ですが、耳・尾・四肢の裏に長い飾り毛のあるタイプもいます。

幅が狭く長い頭部、長くしなやかな首、程よく発達した腰の筋肉と巻き上がった腹部など、精悍でありながら優美で均衡の取れた体つきです。

元々はガゼル、ノウサギ、キツネなどを追う猟犬で、現在もルアー・コーシングやドッグ・レースで用いられています。

控えめで神経質になりにくく、理解力と自立心もあり、性格的にも威厳を感じさせます。

【基本情報】
犬種グループ:10G:視覚ハウンド
サイズ分類:大型犬
体高:58〜71cm メスは比較的小さい
原産国:中東

※犬種グループは、ジャパンケネルクラブ(JKC)の分類に従っています。

2.ボルゾイ

ボルゾイ

ここ数年のジャパンケネルクラブ(JKC)の年間犬籍登録頭数が200〜300頭台で推移しているボルゾイも、希少な犬種です。

骨格が丈夫で体高が高いですが、引き締まった体にやや細めの脚とかなり細い胴体で、全体的に高貴な印象の外貌です。豊かな被毛はシルキーで、頭部と耳は短く、胴体は長め、前肢後方・後肢・尾・胸に長い飾り毛があります。

オオカミ狩り用の猟犬だったため、現在はルアー・コーシングやドッグ・レースで活躍しています。「ボルゾイ」はロシア語で「俊敏」を意味します。

米国では、現在も一部地域ではコヨーテ狩りに用いられていますが、気質は穏やかで人に友好的です。

【基本情報】
犬種グループ:10G:視覚ハウンド
サイズ分類:大型犬
体高:♂75〜85cm ♀68〜78cm
原産国:ロシア

3.アフガン・ハウンド

アフガンハウンド

2025年のジャパンケネルクラブ(JKC)の年間犬籍登録頭数は50頭台のアフガン・ハウンドも希少な犬種です。

背の上部の被毛は短く、それ以外はシルキーな長毛に覆われています。オリエンタルな表情と、精悍な外貌と超然とした振る舞いが威厳を感じさせます。

原産地では、ウサギ狩りやガゼル狩りの猟犬として活躍しており、ルアー・コーシングやショードッグとしても親しまれています。

自立心が強く人をあまり気に留めない行動が多いため、初心者には難しい犬種でしょう。

【基本情報】
犬種グループ:10G:視覚ハウンド
サイズ分類:大型犬
体高:♂68〜74cm ♀63〜69cm
原産国:アフガニスタン

4.ウィペット

ウィペット

ウィペットも日本では希少犬種で、2025年のJKCの年間犬籍登録頭数は約300頭でしたが、欧米では比較的よく飼われている人気犬種です。

力強い筋肉と機能的な美しさ、優美なアウトラインを持つ、バランスの取れた美しさを備えており、きめ細かく短い被毛が、皮膚に沿うようにピッタリと密生しています。

中型犬ながらグレーハウンド並みのスピードと粘り強さを持つ、タフで耐久力のある猟犬です。現在でも、法的に認められている国ではウサギ狩りに用いられており、欧米ではドッグ・レースでも人気の犬種です。

優しくて愛情豊か、むらのない性質で、コンパニオン・ドッグにも向いています。

【基本情報】
犬種グループ:10G:視覚ハウンド
サイズ分類:中型犬
体高:♂47〜51cm ♀44〜47cm
原産国:イギリス

5.シェットランド・シープドッグ

シェットランド・シープドッグ

長毛で細面の、美しい牧羊犬で、名犬ラッシーで人気に火がついたラフ・コリーの小型版として、日本でも一時期はかなりの人気犬種でしたが、1999年には約10,250頭だったJKC年間犬籍登録頭数が、2025年には約2,600頭と減少しています。

他人には人見知りをしますが、飼い主さんには深い愛情を示し、賢く活動的で訓練もしやすい犬種です。

ただし吠えやすく声も大きいため、集合住宅や住宅密集地の多い日本では、住環境によっては配慮が必要になります。

【基本情報】
犬種グループ:1G:牧羊犬・牧畜犬
サイズ分類:小型犬
体高:♂37cm ♀35.5cm
原産国:イギリス

容姿端麗な犬の特徴と飼う前に知っておくべきこと

2頭のアフガンハウンド

美しさに関する基準は人それぞれですが、今回は「美しさ」「優雅さ」「気品の高さ」と「犬らしい力強さ」を併せ持つことを基準に選んだ結果、細面で筋肉質な細身の犬種が多くなりました。

美しい犬種を美しいまま育てるためには、肥満にさせない、しっかりスキンケアを行う、ストレスのない環境を整えるなどの飼い主さんの配慮が欠かせません。

また、今回ご紹介した犬種は、日本では希少な犬種や大型犬が多くなりました。迎え入れる場合は事前に犬種のことをよく調べ、飼育環境の整備やしつけ時間の確保など、しっかりと準備を行いましょう。

まとめ

3頭のボルゾイ

筆者が中学生の頃、近所に庭でボルゾイを飼育している家がありました。柵の隙間から「なんて美しい犬なんだろう」とため息混じりに覗いたものです。写真でも十分に美しいですが、実際に見るとその美しさは筆舌に尽くしがたいものです。

美しい犬は今回紹介した犬種だけではありません。ご自分のライフスタイルに合った美しさを持つ犬との出会いを、ぜひ大切にしてください。

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