『服を嫌がる犬』がみせる行動4選

服を着ることに抵抗感を見せる犬は少なくありません。犬が服を嫌がっているとき、どのような行動を見せるのでしょうか。嫌がっている犬に無理やり服を着せると、強いストレスになるので注意してください。
1.服を着せられた直後に硬直する
服を着ることに抵抗感を覚えている犬は、服を着せられた直後、その場で硬直し、動かなくなることがあります。服を着ていることで「動きにくい」「どう動けばいいのかわからない」と感じているからです。
もしも服を着せたとき、動かずに硬直している状態が続くようなら、その日は服を脱がせてあげましょう。
2.服を噛んで脱ごうとする
服を嫌がる犬の多くは、服を着せたとき、その服を自ら脱ごうと動きます。服を噛んで無理やり引っ張り脱ごうとしたり、体を掻くようにして服をどうにか自分の体から離そうと試みるのです。
もしも暴れるように服を噛んだり体を掻きむしるような行動を見せたら「服を着るのが嫌なんだな」と察し、早めに脱がしてあげましょう。
3.床に体を擦り付ける

服を嫌がる犬の中には、服を着せると床に体を擦り付ける犬もいます。これは、服が皮膚に擦れる感覚に不快感を覚え、その感覚を紛らわそうとしているサインです。
また、服を脱がせた後、床に体を擦り付けたり体を大きく左右に震わせたりする行動も「あー、嫌だったなぁ」「やっと解放された」という心理の表れです。服を着ることにまだ慣れていない犬に見られます。
4.着せようとすると威嚇する
愛犬に服を着せようと近づくと、「ヴー」と唸ったり、カーテンや家具の裏に逃げるように隠れたりすることはありませんか。これも服を嫌がっているサインです。
特に攻撃的な状態で無理やり着せようとすると、うっかり噛みつかれる恐れもあるので気をつけてください。
犬が服を着てくれない理由

そもそも犬たちは、本来服を着る習慣はありません。そのため、布が体を覆っているという状態に不快感や違和感を覚えるのもごく自然な反応なのです。
基本的に、犬は服を着なくとも生きていける動物です。そのため、嫌がっているのであれば、無理に着せることはないでしょう。
しかし、手術を受けた後や皮膚病にかかった時などは、術後服を着せて掻きむしりを防止する必要があります。
他にも寒さに弱い犬種は冬場に散歩へ連れていく際、服で防寒しなければ体調を崩してしまうこともあるので、服を着ることに慣れる練習をしておくと、いざという時に安心です。
服を着せるときに不快にさせないための対処法

では、服を着せるときに不快にさせないためには、どのように手順を踏んで慣れさせるべきなのでしょうか。
いきなり服を着せようとすると、抵抗感を覚える犬が多くいるので、まずはブランケットやハンカチなどを背中に乗せ、布が体を覆っている状態に慣れさせるところから始めましょう。
これに嫌がる様子が見られなくなったら、脱がせやすいシンプルな服を使って、短時間から服を着ることに慣れさせていきます。このとき、きちんと服を着られたら「すごいね!」と褒めてご褒美を与えましょう。
「服を着たら、褒めてもらえた」「ご褒美がもらえた」「その後、楽しいところに連れて行ってもらえた」など、犬が服に対してポジティブな認識を持つことができれば、自然と服を着ることに対する抵抗感が薄れていきます。
まとめ

犬が服を嫌がる反応は、ごく自然なものです。しかし、全く服に慣れていないと、いざ病気や手術を受けたときに、症状が悪化してしまう恐れもあるので、日頃から無理のない範囲で、少しずつ服を着ることに慣れさせておくとよいでしょう。



