『不幸な犬』の特徴4選

犬の幸福度は飼い主さん次第といっても過言ではありません。関わり方を間違ってしまうと『不幸な犬』になってしまう可能性も…。ネガティブな気持ちに支配されている犬には共通する特徴があります。
1.問題行動が多い
イタズラのレベルを上回る破壊行動や無駄吠え、粗相といった、いわゆる『問題行動』は人間視点の名称であり、犬にもそれらの行動を取る理由があります。多くは飼い主さんの間違った接し方や愛情不足によるもの。
物を壊すことや吠えることで、寂しさや不安といったストレスを発散したり、中には飼い主さんの気を引こうとわざと問題行動を取る犬も。常時ストレスにさらされている犬は『不幸』だと言わざるを得ません。
2.執拗なセルフグルーミング
執拗に前足を舐め続ける、頻繁に体を掻いたり舐めたりする…こういった、過剰なセルフグルーミングは『常同障害』というストレスによる不安障害かもしれません。そうなると犬の幸福度は下がり、不幸な犬となってしまいます。
常同障害はほかにも以下のような行動が見られます。気を逸らせようとしても、執拗に同じ行動を繰り返す場合は要注意です。
- 尻尾をグルグルと追いかけ回す
- とにかく歩き回る
- 過剰に鳴く、吠える
3.無気力・無反応で笑顔がない
嬉しいときに笑顔を見せるのは人間も犬も同じ。では、表情に覇気がなく笑顔がない犬は、どういった気持ちなのでしょうか。寂しさ、不安、緊張…こういったネガティブな気持ちを抱えているため笑顔がないと考えられます。
表情が沈んでいるだけではなく、呼んでも反応がない、散歩にも行きたがらないなどといった、無気力・無反応な状態も幸せではない不幸な犬の特徴といえます。
4.警戒心が異常に強い
近づくとブルブルと震えたり、反対に威嚇するような行動を取る犬は、人を信用していません。飼育放棄された犬や、野犬として育ったため人と関わったことのない犬は、人間への不信感から極端に警戒心が強くなってしまいます。
これらの行動は保護犬によく見られる特徴ではありますが、飼い犬であっても暴力を加えられたり愛情を与えてもらえなかった場合も、極端に警戒心を抱いてしまいます。
不幸な犬を幸せにするにはどうしたらいいの?飼い主がやってはいけない絶対NG行為

不幸な犬、言い換えれば大きなストレスを抱えている犬に、飼い主さんが絶対にしてはいけないNG行為があります。それは犬の安心感や信頼関係を破壊する行動です。犬の心をこれ以上傷つけないために、以下は絶対にしないでください。
- 叩く、蹴るなどの暴力
- 大声で怒鳴る
- お世話の放棄
- 過度にかまいすぎる
ストレスで問題行動を起こす犬や無気力な犬に、追い打ちをかけるような行為は絶対にしてはいけません。暴力や怒鳴りつけることは、一瞬で信頼関係が崩れ犬のメンタルが崩壊します。
犬と同じ空間にいてもスキンシップを取らず放置したり、最低限の生活のケアを怠ることは犬に極度の不安を与えます。とはいえ、嫌がっているにも関わらず、強引なスキンシップをすることもかなりのストレスとなってしまいます。
では、犬を幸せにするにはどういった行動を取ればよいのでしょうか?それは『食事管理と日々のお世話』と『生活環境の見直し』、そして『飼い主の行動改善』の3点です。栄養バランスのとれた食事は心身の健康を保ちます。そして爪切りやブラッシング、シャンプーなどのお世話をすること。これが必要最低限、まず飼い主さんがすべきことです。
次に、快適に過ごせる室温管理や落ち着ける寝床、床の滑り止め対策といった、生活環境を見直してください。安心して過ごせる室内は犬のストレスを軽減します。
そして愛犬との接し方を今一度見つめ直してみましょう。スキンシップ不足、もしくは過剰ではないか、愛犬と向き合う時間を作っているか…。犬によって性格はさまざまですが、真摯に向き合っていると喜ぶこと、嫌がることが分かってくるはずです。
まとめ

いかがでしたか。お伝えしたような特徴を見せていたらその原因を探り、愛犬の性格に寄り添いながら解決策を試していきましょう。不幸にも心を閉ざしてしまっていたら、解決は容易ではありません。
その場合は、獣医師やドッグトレーナーといったプロの手を借りることも良いでしょう。愛犬を幸せにするのも不幸にするのも飼い主さん次第。日頃からよく観察し、愛情を持って接してあげてください。



