犬に『歯磨きガム』効果的な与え方とは?使用するメリットや注意点まで

犬に『歯磨きガム』効果的な与え方とは?使用するメリットや注意点まで

犬に歯磨きガムを与えるときは、タイミングよく与えること、よく噛むことによって、より効果を発揮するでしょう。使用するメリットと注意点を解説します。

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記事の監修

めのうアニマルクリニック院長。猫が大好きなあまり、犬と猫を分けた動物病院を開院。「犬にも猫にも優しい動物病院」をコンセプトにしています。腫瘍学を得意分野としていますが、しつけに対しても力を入れており、パピークラスを開校して子犬のトレーニングを行っています。

歯磨きガムの効果的な与え方

ガムを噛むコッカースパニエル

食後に与えること

歯磨きガムの効果的な与え方は、食後に与えることです。

食後に歯磨きガムを与え、犬がよく噛んで食べることで、食べカスが取り除かれたり、歯垢がつきにくくなったりすることがあります。

重要なのは「よく噛んで食べる」ということです。数回噛んだだけで飲み込んでしまうのでは効果はほとんどないと言っても過言ではないでしょう。

歯磨きガムをよく噛んで食べてもらうためには、犬に合った大きさであること、犬に合った硬さであることが大事です。

パッケージに表示されている目安量を守ること

歯磨きガムの効果的な与え方は、パッケージに表示されている目安量を守ることです。

「与え過ぎに注意する」ということが重要です。歯磨きガムにもカロリーがあります。与えすぎるとカロリー過多になり、肥満や病気の原因になることがあります。

また、1回に与える量が多すぎる場合では、消化不良の原因になることがあります。パッケージに表示されている量よりも、愛犬の様子を見て調整しましょう。

嘔吐や下痢の症状がある場合、ごはんを食べきれないなどの症状がある場合には、量を減らして様子を見ましょう。

歯磨きと併用すること

歯磨きガムの効果的な与え方は、歯磨きと併用することです。

歯磨きガムは、歯磨きの代わりにはなりません。歯磨きガムを毎日食べていても、歯磨きをしたことにはなりません。

毎日歯磨きガムを食べていても歯垢は残りますし、残った歯垢はやがて歯石になります。犬は歯磨きガムを奥歯でよく噛んで食べますが、奥歯以外の歯には歯石がつきやすいのです。

奥歯はとくに歯磨きがしにくい部分だと思いますので、歯磨きガムを噛んでもらうことで、少しでも歯石の付着を防ぐことができるでしょう。

歯磨きガムを使用するメリット

肉つきガム、ピンクの背景

噛むことで歯垢を取り除くことができること

歯磨きガムをよく噛むことで、歯の表面に付着した歯垢を取り除くことができます。継続的に使用することで、歯石の蓄積も抑えられるでしょう。

口臭が軽減されること

歯垢と歯石の蓄積が抑えられることで、口臭が軽減されることがあります。

また、歯磨きガムをよく噛んで食べることで、唾液の分泌量が増えることも、口臭が軽減される理由になることがあります。

歯石の付着が抑えられることで、口の中の細菌の繁殖も抑えられ、口臭の軽減に繋がるでしょう。

噛みたい欲求を満たすことができる

家具や物を噛んでしまう犬の場合では、歯磨きガムを噛むことで、噛みたい欲求を満たすことができ、家具や物を噛んでしまうことをやめさせることができる可能性があります。

歯磨きガムには「やわらかめ」「ふつう」「かため」「ハード(より硬い)」など、様々なタイプがあります。ハードタイプであれば、より長く噛み続けることができ、欲求も満たされやすいでしょう。

ストレスの発散になる

犬にとって「噛む」という行為は本能的な欲求であるため、噛むことを抑制されるとストレスになります。

そのストレスが家具や物を噛んで破壊する行為に繋がってしまったり、飼い主の手を甘噛みする行為に繋がってしまったりすることがあります。

定期的に歯磨きガムでストレスを発散させてあげるとよいでしょう。

歯磨きガムを与えるときの注意点

ガムと歯ブラシ

普段からごはんやおやつをあまり噛まずに飲み込んでしまう犬である場合、丸飲みをしてしまう犬である場合、歯磨きガムは与えない方がよいと言えます。

歯磨きガムをあまり噛まずに飲み込んでしまい、または丸飲みしてしまい、「喉に詰まらせてしまった」という飼い主の話をよく見聞きします。

ある程度の長さにまで短くなったら取り上げる対応が必要な場合があります。無理に取り上げると危険が伴うため、「ちょうだい(放せ)」のしつけができている犬に限ります。

まとめ

ガムを噛むチワワ

歯磨きガムは便利な一方で、犬が喉に詰まらせるなどの危険が伴うことがあります。また、歯磨きガムでは歯石の蓄積や歯周病を完全に防ぐことは不可能です。必ず毎日の歯磨きをしましょう。

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