眠いだけじゃない!犬が『あくび』をする理由4つ

眠い
人間と同じように犬も眠くなるとあくびをします。ベッドやいつもの居場所でくつろいでいるときの「フア〜ッ」というあくびはまず間違いなく眠気によるものでしょう。
ですが実は犬に限らず人間のあくびも、そのメカニズムは詳細に解明されてはいません。一説によると、眠気を感じたときに脳を覚醒させるために体内の空気を入れ換え、リフレッシュさせていると言われています。
あくびが移った
あくびの不思議なところは人から人に伝染すること。でも実は人から犬にもあくびが『うつる』ということが知られています。それも知らない人のあくびよりも飼い主さんのあくびの方がうつりやすいです。
これはあくびがうつる仕組みに関連しています。あくびがうつる仕組みも研究段階ではあるのですが、相手への共感が強ければ強いほどうつりやすいと考えられています。
つまり飼い主さんのあくびが犬にうつるのは、愛犬が飼い主さんの「眠い」という気持ちに共感しているから、イコール、飼い主さんを深く信頼していて飼い主さんに起きたことを自分のことのように考えているからなのです。
ストレス
犬がストレスを感じているときに見られる行動として『カーミングシグナル』というものがあります。カーミングシグナルは犬が不安や緊張を感じたとき、相手や自分を落ち着かせるためにとる行動です。
実はその代表的な行動の1つが「あくび」です。眠そうでないときにやたらとあくびをする場合、犬は何らかのストレスを抱えている可能性があるため注意しましょう。
イタズラをした愛犬を叱っているとき、愛犬があくびをしたことはありませんか?人間の感覚でいうと「真面目に聞きなさい!」と怒ってしまいたくなりますが、実はこのあくびもカーミングシグナル。
飼い主さんの怒りを理解しているからこそ、「そんなに怒らないで落ち着いてよ」とアピールしているのです。勘違いして叱りすぎないようにしましょう。
病気
眠くないときに生あくびを繰り返す場合、ストレスの他に身体的な疾患が関係している場合もあります。わかりやすい例で言うと、口腔内に違和感があるという場合です。
また他にも低血糖や貧血により体内により多くの酸素を取り込もうとあくびを繰り返すこともあります。時にはてんかんなど、脳や心臓に由来する重度の疾患の影響を受けている可能性もあるため、他にも体調不良を伴っている場合や普段の様子と明らかに違うなどおかしいと思ったら動物病院の受診をおすすめします。
要注意!あくびに潜む危険なサイン

犬のあくびの多くは、眠気や気持ちを落ち着かせるための自然な行動です。しかし中には、見過ごしてはいけない不調のサインが隠れていることもあります。
たとえば、以下のような様子が見られる場合は注意が必要です。
- 眠そうにしていないのに何度もあくびをする
- 元気や食欲がない
- 呼吸が荒い
- ふらつく
- 震える
- よだれが増える
こうした症状が一緒に出ているときは、単なる癖や眠気ではなく、体の異変を訴えている可能性があります。
また、あくびのあとに口を気にするしぐさを見せたり、顔まわりを触られるのを嫌がったりする場合は、口の中の痛みや違和感が関係していることも考えられます。普段と違う様子が続くときは、無理に様子見をせず、早めに動物病院で相談することが大切です。
まとめ

犬が大きなあくびをしていると、何だか「平和だなあ」と感じてしまいますよね。
注意が必要なあくびについてもご紹介しましたが、ほとんどのあくびは問題のない正常なものです。愛犬があくびをしていたら温かく見守りながら寄り添ってあげましょう。



