犬が警戒しているサイン

1.その場に立ち止まって動かなくなる
犬がその場に立ち止まって動かなくなるのは、警戒しているサインです。
お散歩中、遠くに見える他犬を警戒したとき、遠くで動くポリ袋や落ち葉を警戒したとき、その場に立ち止まって動かなくなることがあります。
自宅の室内では、外から聞こえてくる何者かの声や音を警戒したり、どこからか漂ってくる見知らぬニオイを警戒したりし、その場に立ち止まって動かなくなることがあります。
相手の様子をうかがっているのです。正体を探っているのです。そして、「自分はどのように行動するべきなのか」ということを考えている最中なのです。
2.体が強張る
犬の体が強張るのは、警戒しているサインです。
心が非常に緊張しているとき、筋肉も緊張し、固くなってしまうのです。緊張していること以上に恐怖心も感じていると思われます。
あまりの緊張と恐怖心から体が固まってしまい、逃げ出したくても動くことができないのです。
一見、おとなしくしているようにも見えるかもしれませんが、緊張と恐怖心から思わぬ行動を取ってしまう犬もいます。
飛びかかったり、咬みついたり、トラブルの原因にもなることがあるため、近づかないようにしましょう。
3.耳をしきりに動かす

犬が耳をしきりに動かすのは、警戒しているサインです。
前に向けたり、後ろに向けたり、ピンッと上向きにすることもあれば、ヒョコッと下向きにすることもあります。
耳をあちこちに向けることで、周囲の状況を把握しようとしているのです。
耳がある一定を向いているときは、対象となる音や声を発見し、正体を探るために全集中しているところです。
もしも目の前に対象者がいる状態で耳を後ろに倒しているときは、不安や恐怖の気持ちが強いというサインである可能性が高いです。
4.ジッと見つめて視線で追う
犬がジッと見つめて視線で追うのは、警戒しているサインです。
目を大きく見開いていたり、瞬きをほとんどしなくなったりすることがあります。相手の動きを絶対に見逃したくないからです。
強い緊張状態にありますが、決して弱気ではありません。逃げ出そうという気持ちではなく、相手の行動次第では、自分も攻撃を行う体勢でいます。
犬にジッと見つめられたとき、視線で追われていることに気づいたときは、目を合わせないようにしましょう。犬を刺激しないように、その場をそっと離れましょう。
警戒している犬に対してやってはいけないタブー行為

犬は不安や緊張や恐怖の気持ちから警戒します。
近づくこと、触れること、目をジッと見つめることは、やってはいけないタブー行為です。大きな声を出したり、急な動きをしたりすると、恐怖心から攻撃をしてくることもあります。
唸り声を上げたり、吠えたりするのは、警戒している犬からの警告でもあり、防衛反応でもあります。絶対に近づかないようにしましょう。
また、逃げ場を塞いでしまうこともやってはいけないタブー行為です。逃げ場を失った恐怖から咬みついてしまうことがあります。
まとめ

犬が警戒しているサインを4つ解説しました。
- その場に立ち止まって動かなくなる
- 体が強張る
- 耳をしきりに動かす
- ジッと見つめて視線で追う
犬が警戒しているときは、必ず仕草や行動にあらわれます。正しく読み取ることが大事で、思わぬ怪我や事故、トラブルを防ぐために必要なことです。
サインを正しく読み取ることができたら、無視をしたり、無理やり距離を縮めようとしたりするのではなく、安心させるための対応をしましょう。
近づかない、触らない、その場を離れるということが、警戒心から不安や緊張や恐怖を抱えている犬への配慮になります。



