犬に名前をつけるときのポイント3つ

1.2~5字程度の短い言葉
犬に名前をつけるときは、まず「犬が認識しやすい」ということを大切に考えましょう。
そこで意識したいのが、名前の長さです。犬がひとつの言葉として最も認識しやすい言葉は2~3文字程度だとされています。
そのため、犬に名前をつけるときは3文字前後、長くても5文字程度にしておくのがおすすめです。
また、長すぎる名前では飼い主さんも呼びにくく、省略したりあだ名で呼んだりすることも増えると思います。
とっさに名前が出てこないと、緊急時に犬を制止したり呼び戻したりするときにも支障が出るかもしれません。
犬が聞き取りやすく、飼い主さんも呼びやすいということは、名づけにおいてとても大切なポイントです。
2.日常的に使う言葉は避ける
犬は飼い主さんの言葉をとてもよく聞いていて、多く聞こえてくる言葉の中から自分の知っている言葉を聞き分けています。
「散歩」や「ご飯」、「食べる」「遊ぶ」「ダメ!」など自分にとってうれしいことや楽しいことにつながることは、特によく覚えて聞き取ります。
犬の名前が日常的に出てくる言葉やしつけで使う言葉と似通っていると、聞き間違いが起こりやすいと考えられます。
自分の名前が呼ばれたと思って振り返っても飼い主さんは自分のことを見ていない、などということが続くと、名前に対して反応が鈍くなってしまうことがあります。
本当に名前を呼ばれているときでも、また違う話をしているのだと思って、反応しなくなってしまうのです。
また、家族や他のペットと似た名前をつけてしまうと、犬は聞き間違えてしまうことがあります。家族だからこそ統一性のある名前をつけたくなる気持ちはわかりますが、音の響きが似ている名前ではなく意味やルーツで関連性がある名前を選ぶといいでしょう。
3.犬が聞き取りやすい音を使う
犬が聞き取りやすい言葉には、いくつかの共通点があります。
犬の聴覚に関する研究がおこなわれていて、聞き取りやすい音と聞き取りにくい音があることがわかっています。そして、特に母音の「a、i、u、e、o(あいうえお)」への反応がいいという結果が出ています。
また、「k(カ行)」や「s(サ行)」、「p(パ行)」など硬く鋭さのある子音は周りの音にかき消されにくく聞き分けやすいともされています。
特に名前の頭の文字には、犬が聞き取りやすい音を使うといいでしょう。
犬の名前で注意すべきこと

犬の名づけでは、聞き取りやすい音を選び、日常生活やしつけの中で使う言葉と似た響きの言葉を避けることが失敗しないコツです。
また、犬に名前を覚えてもらうために、しっかりと認識するまではあだ名などでは呼ばずにきちんとした名前で呼びかけるようにしましょう。
きちんと認識したあとは、名前を省略したものや似た響きのあだ名であれば犬も自分が呼ばれていることを理解できるので、まずはしっかりと覚えさせてください。
そして、犬が名前を覚えたあとは名前に対して、ネガティブなイメージをつけないようにすることも大切です。
名前は、犬の命や安全を守るための“命綱”にもなる重要なものです。
万が一脱走したときや災害時など、犬は自分の名前を呼ばれたときにきちんと止まったり飼い主さんのもとに戻ったりすることができれば、不幸な事故は防げるかもしれません。
そのため、犬を名前で叱ったり、名前で呼び戻したあとに犬が苦手なことをしたりするのはできるだけ避けてください。
「名前を呼ばれると嫌なことがある」という学習をさせることのないように、名前を呼んだり声掛けをしたりするときは十分注意しましょう。
まとめ

犬を飼っている人は、一日に何度も愛犬の名前を呼ぶことがあるでしょう。
愛情を伝えるためにも、犬の健康と安全を守るためにも使われる名前は、お互いにとってとても大切なものだと思います。
この記事では犬が聞き取りやすい、覚えやすい名前をつけるためのポイントを紹介しましたが、最も大切なことはどんな名前であっても愛情を持って声掛けをしてあげることだと思います。
ぜひ愛犬の名前を大切にして、たくさん呼びかけてあげてくださいね。



