犬が時間を判断する方法

1.日光・外の景色
留守番中や暇なとき、窓の外を見ている犬は多いですね。朝になったら太陽が昇って明るくなり、夕方になったら太陽が沈んで暗くなって夜になる、というのは犬にもわかります。
ほかにも窓の外の景色にはこの時間にはあの犬と人が通る、庭に鳥が来るなどの決まった変化があります。犬はこれらの変化を覚えて時間を感じ取っているようです。
犬は窓の外の景色を見て『そろそろ飼い主が帰ってくる』『そろそろごはんがもらえる』と1日を過ごしているのでしょう。
2.生活音
犬は飼い主が出かける支度をする音、散歩の準備をする音、家の近くを歩く足音などの生活音をいつも聞いています。犬の聴力は人間より優れていて、音を聞き分けるのも得意です。
飼い主の足音や車の音も覚えていて、帰宅して足音や車の音が近づいてくると反応する犬は多いようです。
犬は生活音から『これが聞こえたら散歩の時間だ』などと記憶し、時間を判断しています。人間はテレビ番組から時間や曜日を判断することがありますが似ていますね。
3.ニオイ
犬は嗅覚が優れていることで知られています。飼い主が出かけて時間が経つとニオイが薄くなり、帰ってくるとニオイが濃くなりますが、そのわずかな変化も感じ取っているようです。
嗅覚がどのくらい優れているのかは犬種によっても変わるので、全ての犬がニオイで時間を判断しているとは言えません。しかし犬が1番好きなニオイは飼い主のニオイなので反応しやすいようです。
4.体内時計
人間には体内時計があり、毎日同じ時間に起きて食事をしていると『そろそろこの時間だな』と体が覚えてきます。決まった時間に目が覚めて眠くなり、規則正しい生活が送れます。
人間は日光を浴びると脳内でメラトニンというホルモンが分泌され、体内時計はリセットされます。リセットされることで自律神経が整い免疫力も上がり体調が良くなります。
このような体内時計は犬にも存在します。犬は日光などの自然の情報を頼りに生きているので、体内時計は人間よりも正確です。
特に食事のリズムは正確で、お腹の空き具合から時間を判断しごはんの催促をしてくる犬は多いです。
犬との生活は規則正しくない方が良い?

毎日犬と同じ時間に起きて散歩に行き、ごはんをあげるといった生活は良いように思えます。しかしあまり正確にしすぎるとデメリットもあります。
飼い主が忙しいときや体調が悪いときにも、犬は『散歩だよ』『ごはんちょうだい』と催促をしてくるようになります。予定通りにならないとストレスにもなってしまいます。
犬が空腹で耐えられない、外でしかトイレができなくて散歩まで我慢しているようであればごはんや散歩の間隔を短くするといった工夫をしてあげてください。
ごはんや散歩の時間が30分~1時間程度ならずれてしまっても問題ありません。犬は大事ですが人間の都合に合わせて行動しましょう。
まとめ

犬がいるから早起きをして散歩に行き、仕事が終わったらまっすぐ帰宅するという人は多いです。時間に縛られてしまう面もありますが、生活リズムが整うというメリットもあります。
また日光を浴びるとうつ病や認知症の予防になり、人間も犬も健康になります。文明の発達で人間は昼夜逆転の生活をすることが可能になってしまいましたが、自然に合わせて生活するのが健康に繋がるはずです。
飼い主も犬も負担にならないようにスケジュールを立てて快適な生活を送りたいですね。



