犬が警戒しているときの絶対NG行為6選

初対面の犬やトラウマなどを抱える犬などは、人間に対して強い警戒心を見せることがあります。怖がりや臆病な犬も同様に、人間のささいな行動が思わぬ事故を招く場合があるため、安易な行動を取ってはいけません。
ここでは、犬が警戒しているときの絶対NG行為6選をご紹介します。
1.無理に近づく
体が固まった状態で犬がじっとしている場合は、無理に近づいてはいけません。唸り声を上げていなかったとしても、無理に近づくと思わぬ攻撃に出ることがあるからです。
とくに正面から急に近づいたり、上から覗き込まれたりするとパニックを起こすことがあります。尻尾を丸め込んで怖がっている犬にぐいぐい近づくのも危険です。
2.犬の目をじっと見つめる

警戒心をあらわにした犬の目をじっと見つめるのもNGです。知らない人間と目を合わせる行為は、犬にとって「喧嘩を売られている」と感じるからです。
見つめられた犬はさらに警戒を強めたり、自分を守るために攻撃に走ることがあります。
3.大きな声を出す
よかれと思って「大丈夫だよ!」と大きな声で犬を励ますのは逆効果です。犬の聴覚は非常にすぐれているため、いきなり大きな声を出すと恐怖をあおってしまいます。
4.頭を撫でようと手を出す

可愛いからといって、犬の頭をいきなり撫でようとするのは大変危険です。警戒している犬の頭を撫でようと手を出すと、「叩かれる」と勘違いして反射的に噛みつくおそれがあります。
人間が犬の頭を撫でる行為は犬の視界をふさぐため、かえって怖がらせてしまいます。撫でるなら、犬のあごの下や胸元など、犬の視界に入る低い位置から触れるようにしましょう。
5.急に動く
怖がっている犬にぐいぐい近づいたり、うろうろ動き回ったりするのもNGです。犬にとって予測不能な動きをする相手は、さらなる恐怖をあおります
小さな子どもに対しても警戒をする犬は多く、触ろうとして近づくと吠えたり噛みつかれたりする危険があるため、子連れの人は近づかせないための配慮をしなければなりません。
6.犬を追い詰める

嫌がっている犬を隅に追い詰めたりする行為も絶対にやめましょう。「これ以上逃げられない」と感じた犬は、噛みついて自分を守ろうとします。
ほかにも、隠れている犬を無理やり引きずり出したりするのも、その犬の警戒心をさらに高めてしまうでしょう。
犬が警戒しているときの正しい行動とは

目の前にいる犬と仲良くなりたいと思うばかりに行動が先走ってしまうと、犬の警戒心をさらにあおる可能性があります。犬は自己防衛のために噛み付くなどの攻撃に及ぶと事故に発展するばかりか、犬との関係にさらに溝を作ってしまいかねません。
犬が警戒しているときは、基本的には何もしないことが一番です。その犬のパーソナルスペースを知り、犬側から近づくのをじっと待ちましょう。
あえて無視するような状況を作り、犬が安心して過ごせるまで時間をかけることが大切です。保護犬などを引き取る際には、その犬のトラウマや過去を十分に知っておく必要もあります。
噛みつきや飛びつき行為が激しい場合は、一度専門家のアドバイスを求めるのもひとつの手です。恐怖で震える犬も中にはいるので、くれぐれも無理をしないで長い時間をかけて関係を築くようにしましょう。
まとめ

犬の個体により警戒心が強い犬や、怖がりな犬などさまざまなタイプがいます。また、過去のトラウマから人間を警戒する犬も多いです。
犬が警戒しているうちは、今回お伝えしたようなNG行為はやめて、まずは犬を安心させることを優先してみてください。



