犬の利き手を調べる方法

様々な研究によって、“犬にも利き手がある”ということが分かっています。犬の場合では、「無意識に使う前足のこと」を“利き手”としているようです。
人間の場合では、圧倒的に右利きである人が多いようですが、犬の場合では、右利きも左利きも“同じくらいの割合で存在するのではないか”と言われています。
ご家庭でも簡単に愛犬の利き手を調べることができる方法がありますので、ぜひ試してみてくださいね。
1.「お手」をしてもらって利き手を確認する
犬の利き手を調べる方法には、「お手」をしてもらって利き手を確認するという方法があります。
愛犬におすわりをしてもらってから、“お手”と指示を出します。右手と左手のどちらを出すのかを記録しましょう。
体勢によって、出す方の手が変わってしまうことがあるため、必ずおすわりをしてもらうのがポイントです。
1回のお手だけで判断することは難しいため、1日1回、1週間ほど確認を続け、記録しておくとよいかと思います。
右手を出す回数が多ければ「右利きの可能性が高い」、左手を出す回数が多ければ「左利きの可能性が高い」、ほぼ同じであれば「両利きである可能性が高い」と判断することができます。
2.おやつ入りのおもちゃを転がしてもらって利き手を確認する

犬の利き手を調べる方法には、おやつ入りのおもちゃを転がしてもらって利き手を確認するという方法があります。
おもちゃの中におやつを入れ、鼻先や手先を使って転がしてもらうことでおやつが飛び出す、という知育おもちゃを利用します。
初めて利用するときは、犬が遊び方を知らない場合がありますので、「転がしたらおやつが出てくるよ」ということを理解してもらうため、飼い主がお手本を見せてあげましょう。
おもちゃに触れるとき、おもちゃを押さえるとき、おもちゃを転がすとき、「よく使っている方の手が利き手である可能性が高い」と判断することができます。
どちらの手も同じくらい使っているのであれば、「両利きである可能性が高い」と判断することができるでしょう。
3.歩き出すときの第一歩で利き手を確認する
犬の利き手を調べる方法には、歩き出すときの第一歩で利き手を確認するという方法があります。
立った姿勢の犬に待てをしてもらい、飼い主は犬と向き合った状態で少し離れた場所へ立ちます。「おいで」と呼んだとき、犬が歩き出したときの第一歩が右手なのか左手なのかを見ます。
1回だけで判断することは難しいため、1日1回、1週間ほど確認を続け、記録しておくとよいかと思います。
お散歩の途中で立ち止まり、また歩き出したときの第一歩が右手なのか左手なのかを見る、という方法もおすすめです。
愛犬の利き手を知っておくことでどんなメリットがあるの?

犬は無意識に使いやすい方の手を優先して使う傾向にあります。「お手」「タッチ」などの手を使う芸やしつけを教えたいときは、愛犬がどちらの手を優先して使うのか、ということを観察しながら教えるとよいと思います。
アジリティーやドッグスポーツを教えたいときにも愛犬の利き手を知っておくことで、パフォーマンスの効率が上がることがあります。利き手によって、得意とする方向や動きがあるためです。
まとめ

犬の利き手を調べる方法を3つ解説しました。
- 「お手」をしてもらって利き手を確認する
- おやつ入りのおもちゃを転がしてもらって利き手を確認する
- 歩き出すときの第一歩で利き手を確認する
余談ですが、右利きの犬の性格は比較的落ち着いており、左利きの犬の性格は繊細で警戒心が強い、と言われることがあります。
そして、両利きの犬は社会や環境への適応に柔軟性があるとされています。



