犬が飼い主の病気を判断する方法

犬は人間よりもはるかに優れた嗅覚や聴覚を持っていますし、観察力にも優れています。
このようなことから飼い主の些細な体調の変化にも気づくことができ、病気を判断しているのではないかとされています。
1.体臭の変化
犬が飼い主の病気を判断する方法は、体臭の変化を感じ取ることです。
犬の嗅覚は人間の数千倍とも数万倍とも言われていますが、飼い主が病気を患ってしまったとき、人間の体の中で起こるホルモンバランスの変化や代謝の変化による体臭の変化を感じ取ることができるとされています。
実際に行われている研究では、犬は“がんや糖尿病による体臭の変化を識別することができるのではないか”とされています。
愛犬にとっては、「今日は何だか飼い主のニオイがいつもと違うぞ」ということを感じているのではないでしょうか。
2.呼吸の変化
犬が飼い主の病気を判断する方法は、呼吸の変化を感じ取ることです。
飼い主の呼吸が荒くなっているとき、浅くなっているとき、優れた聴覚を使って感じ取ることができます。いつもの正常な呼吸も覚えているのでしょう。
また、「咳をする」「くしゃみをする」といった変化にも敏感です。飼い主が咳やくしゃみをすると飛んで来て、心配そうに見つめてくる犬もいますよね。
3.心拍の変化
犬が飼い主の病気を判断する方法は、心拍の変化を感じ取ることです。
飼い主の様子がおかしいなと感じたとき、ぴったりと体を寄せてくることがあります。心拍のリズムの変化、体の振動の変化を感じ取っているのではないかとされています。
てんかん発作の予兆を感じ取ることができる介助犬がいますが、心拍や振動など、体の中で起きている変化を敏感に感じ取る能力を持った犬がいるということなのです。
基本的には、特別な訓練を受けた介助犬に限られていますが、全く訓練を受けていない家庭犬にも能力を持った犬がいるのではないか…とされています。
4.呼気や汗に含まれる成分の変化

犬が飼い主の病気を判断する方法は、呼気や汗に含まれる成分の変化を感じ取ることです。
「アラートドッグ」をご存知でしょうか。糖尿病患者の低血糖発作を事前に知らせることができる、特別な訓練を受けた犬のことです。
血糖値が急激に変化したとき、呼気や汗に含まれる成分に変化が起きるのですが、そのわずかな成分の変化を優れた嗅覚によって感じ取ることができます。
5.感情の変化
犬が飼い主の病気を判断する方法は、感情の変化を感じ取ることです。
愛犬に最もよく見られる能力なのではないでしょうか。飼い主が風邪を引いて寝込んでいるとき、一緒に布団に入って看病をしてくれる犬がいますよね。
いつもは自分のベッドで寝ているのに…と思われることがあるのではないでしょうか。体調が悪く元気のない飼い主のそばを離れず、見守る行動がよく見られます。
体調の変化や心の変化によって、ストレスホルモンであるコルチゾールに変化が起きたとき、そのわずかな変化を感じ取っているのではないかとされています。
犬の感知力とは

犬の嗅覚や聴覚、観察力が優れていることはよく知られていますが、飼い主のわずかな変化にも気づくことができる感知力を持っています。
体臭の変化、呼吸の変化、行動や仕草の変化、感情の変化など、常に飼い主のそばで過ごしている愛犬だからこそ、そのわずかな変化に気づくことができるのです。
どれかひとつではなく、複数の情報を集め、総合的に判断しているのではないかと考えることができます。
まとめ

犬が飼い主の病気を判断する方法を5つ解説しました。
- 体臭の変化
- 呼吸の変化
- 心拍の変化
- 呼気や汗に含まれる成分の変化
- 感情の変化
愛犬にしきりにニオイを嗅がれたことはありませんか?体臭のニオイの変化、呼気や汗に含まれる成分の変化を感じ取っているのかもしれません。



