犬に言ってはいけないNGワード

つまり言葉に気持ちがこもっていればいるほど、その言葉の意味は犬にも伝わってしまいます。咄嗟に発してしまった言葉には気持ちが入りやすいものです。愛犬に対してこんな言葉を言いそうになってしまったときは、冷静になって言葉を飲み込みましょう。
嫌い
愛犬のことを大好きなのは疑いようのない本心。でも咄嗟の瞬間に「あんたなんか嫌い!」「大嫌い!」という言葉が口を突いて出てしまうことは誰にでもありえます。でも愛犬にしてみればショックを受ける一言に違いありません。
邪魔
犬は基本的にかまってちゃん。自分の存在を飼い主さんに認めてもらい、かまってもらうことが大好きです。でも飼い主さんからしてみると、そんな愛犬がうっとうしく感じるタイミングもないとは言えません。
そんなときに「邪魔!」「あっちへ行って!」などの言葉を発してしまうと、犬は自分の存在そのものを否定された、拒絶されたと感じてしまいます。
バカ
犬と暮らしていると、純真ゆえのおっちょこちょいな行動や仕草に「おバカだね〜」と愛を込めて呟くこともあるでしょう。そういった愛情のある「バカ」は良いのですが、叱る際に「バカ!」と怒鳴ったりするのはNGです。
叱られるたびに「バカ」と言われていると、犬は「バカ」がネガティブな言葉と認識し、愛を込めた「おバカ」の表現すらネガティブに受け止めるようになってしまいます。
叱るときに名前を呼ぶ
イタズラをしている現行犯を見つけたとき、思わず愛犬の名前を呼んでしまっていませんか?名前を呼ぶことは気づかせるためには良いのですが、叱るときに名前を呼ぶことを繰り返していると、犬は自分の名前そのものにネガティブな印象を抱き、自分の名前が嫌いになってしまいます。
『言葉』だけじゃない!犬が注意しているもの

犬が人間の言葉をある程度理解できるということは科学的にも証明されています。中には1000語以上の単語を覚えた犬もいるというので驚きです。
多くの犬はそこまでの単語数は覚えることができませんが、その代わりに人間のさまざまなものをヒントに言葉の意味を憶測しています。
表情
まず犬がよく見ているのが表情です。人間がその言葉を発したときにどんな表情をしているかによって、その言葉がポジティブなものなのかネガティブなものなのかを判断しています。
外国人に囲まれて活躍している日本人が「腹が立ったときには、相手に気づかれないように日本語で笑顔で悪態をついている」というようなエピソードをよく聞きます。
「犬にもそうすればいいのでは?」と思うかもしれませんが、たとえ人間は騙せても、注意力の高い犬にはそんな小細工は通用しない可能性が高いでしょう。
声のトーン
その言葉を発したときの声の高さや大きさ、あるいは発声のスピードも犬が注目しているポイントです。犬は一般的に高い声にはポジティブな印象を、逆に低い声にはネガティブな印象を抱くとされています。
実際、私たちは、喜ぶときには高い声を、怒っているときには低い声を出す傾向がありますよね。
汗の匂い
表情や声のトーンは、相手の感情を読むために人間も無意識のうちに手がかりにしていることが多いでしょう。でも『匂い』を手がかりにするのは犬だからこそできる方法です。
犬はその人がかいている汗の匂いから、その人の緊張状態を把握することができると言われています。その人がどんな心理状態で発している言葉かという点から、言葉の意味を判断しているのかもしれません。
まとめ

犬と暮らしていると楽しいことばかりではありません。いつもは可愛らしい愛犬の仕草も飼い主さんの心理状態によっては苛立つ原因になってしまうこともあるでしょう。
ですがそれを『言葉』で投げつけてしまうのは絶対にいけません。一度発した言葉を取り消すことができないのは、人間に対してであっても犬に対してであっても全く同じなのだと心得ましょう。



