犬がテレビを真剣に見つめているときの心理3つ

1.動いているものが気になる
犬がテレビをジッと見つめているとき、動いている映像に興味をひかれていることが考えられます。
テレビの映像は、静止画をつなぎ合わせる形で動画にしています。そのため、動体視力に優れている犬が見ると、人間が見ているようななめらかな映像ではなくコマ送りのような映像に見えていることが考えられます。
画面の光がチカチカと部分的に点灯しているようにも見えるため、犬が興味を持って画面を見つめることがあります。
また、画面に映っているものを現実と同じように認識するため、映っているもの自体に興味を持っている場合もあります。
特に、犬や他の動物など気になるものが映っているとジッと見つめたり、追いかけるようにテレビの前をウロウロしたりすることもめずらしくありません。
2.気になる音がする
犬は動体視力とともに聴覚も優れているため、テレビから聞こえてくる音に興味を持つこともあります。
テレビからは、人の話し声や動物の鳴き声など様々な音が流れてきます。そうした音を聞いて「何の音だろう?」「犬の声が聞こえた!」などと思って、音が出てくるテレビを見つめるのです。
3.不思議なものと感じている
犬はテレビを「不思議なもの」と感じていることがあります。
例えば犬がテレビに映っているとき、映像や音はあるのにおいがしないため、実体が感じられません。
犬にとってにおいは、視覚で得られるもの以上に大切な情報源だと考えられています。
犬同士でのあいさつでお互いのにおいを嗅ぎ合ったり、初めて行く場所で地面のにおいを念入りに嗅ぐのも情報を集めるためです。
そのため、見えている、聞こえているにも関わらずにおいのしないものに対して、「これは一体何なんだろう?」と不思議に感じて、テレビを凝視してどうにか理解しようとすることがあります。
また、飼い主さんが長くテレビを見ていると、大好きな飼い主さんが見ているものに興味を持って同じようにテレビを見つめるということも考えられます。
犬はテレビの内容を理解しているの?

犬がテレビの画面を見つめることはよくあることですが、そもそも映っているものをどう捉えているのでしょうか?
犬が映像や画像をどう認識しているかということについては、世界中で様々な検証・実験がおこなわれています。
その中で、犬はテレビの映像を現実と同じように捉えることはできるものの、「作られた映像」であることは理解できないと考えられています。
テレビの中に映る犬の姿や聞こえてくる吠え声に反応して、テレビのにおいを嗅いだりテレビの後ろに回って犬を探したりする犬は少なくありません。
ただし、映像を見て楽しむような様子を見せる犬もいると思います。最近ではとても迫力のあるリアルな映像も多いため、夢中になって映像を見つめる犬もいるでしょう。
犬がテレビの映像をどう認識してどこまで内容を理解しているかについては、今後も検証や分析がおこなわれると思われるため、注目していきましょう。
まとめ

テレビのある部屋で生活をしている犬は、とても多いのではないでしょうか。
テレビに映る犬を見て追いかけたり、聞こえてくる音に反応して首をかしげたりする犬もたくさんいると思います。
テレビを積極的に見せる必要はないと思いますが、テレビの音を聞かせることで留守番の不安感やストレスを減らすなどの効果があると考えられているため、ぜひ上手に活用してみてください。



