犬から変なニオイがする理由

1.皮脂や被毛による犬特有の体臭
犬から変なニオイがするとき、皮脂や被毛による犬特有の体臭である可能性があります。
犬の皮膚にある皮脂腺から皮脂が分泌されたとき、皮膚や被毛に付着し、犬特有の独特な体臭として感じられることがあります。
皮膚の健康状態がよく、皮脂の分泌量が正常である犬の場合では、それほど強く感じられることはありません。自然な体臭であると言えます。
しかし、皮膚の健康状態に問題がある場合や、皮脂の分泌量が過剰である場合、または被毛が密集して生えている犬種である場合では、変なニオイとして感じられやすい傾向にあります。
2.シャンプーの過不足
犬から変なニオイがするとき、シャンプーの過不足が原因である可能性があります。
シャンプーの頻度が少ない場合では、皮膚や被毛に皮脂や汚れが蓄積し、変なニオイとしてあらわれてしまうことがあります。
また、シャンプーの頻度が多く、洗いすぎてしまっている場合では、皮膚のバリア機能が低下し、皮脂が過剰に分泌されたり、皮膚トラブルを引き起こしたりし、変なニオイを発してしまうことがあります。
3.細菌や真菌の過剰繁殖

犬から変なニオイがするとき、細菌や真菌の過剰繁殖が原因である可能性があります。
すっぱいニオイ、発酵食品のようなニオイ、カビのようなニオイがするという特徴があります。これは、犬の皮膚に常在するマラセチアなどが原因で起こることがあります。
変なニオイがすること以外にも、かゆみ・赤み・フケ・脱毛などの症状を伴うことがあり、放置するとあっという間に悪化します。
フケの特徴は、大粒でベタベタとしていることです。
4.外耳炎
犬から変なニオイがするとき、外耳炎という耳の中の病気である可能性があります。
汚れが溜まりやすく、通気性があまりよくないため、炎症を引き起こしやすいのです。酸っぱいニオイがしたり、赤や黒や茶の耳垢が出たり、異常なほど痒がるなどすることがあります。
5.歯垢や歯石や歯周病

犬から変なニオイがするとき、歯垢や歯石や歯周病が原因である可能性があります。
歯垢が溜まると変なニオイがすることがあります。歯垢は3日~5日ほどで歯石へと変わります。成犬の80%が歯周病を抱えているとされています。
これらは鼻を衝くような強烈な変なニオイを発します。ここまでひどくなってしまうと、歯磨きでは改善されません。歯科治療が必要です。
6.食事内容や消化不良の影響
犬から変なニオイがするとき、食事内容や消化不良の影響である可能性があります。
食事内容(ドッグフード)を切り替えたとき、口臭や体臭がきつくなってしまうことがあり、変なニオイとして感じられることがあります。
体質に合っていなかったり、脂質の質が悪かったりすることが原因かもしれません。
また、消化不良を引き起こしたとき、軟便・下痢・便秘・ガスなどのニオイが強くなることがあり、変なニオイとして感じられることがあります。
犬のうんちは健康のバロメーターと言われています。些細なニオイの変化にも敏感になることは、愛犬の健康を管理する上で大切なことです。
まとめ

犬から変なニオイがする理由を6つ解説しました。
- 皮脂や被毛による犬特有の体臭
- シャンプーの過不足
- 細菌や真菌の過剰繁殖
- 外耳炎
- 歯垢や歯石や歯周病
- 食事内容や消化不良の影響
愛犬から変なニオイがするからと、体を拭きすぎたり洗いすぎたりすると、ニオイの原因である症状や病気を悪化させてしまうことがあります。
ニオイ以外にも症状が見られるときはすぐに動物病院へ行き、獣医師に相談しましょう。



