犬の遊びと喧嘩の違いを判断する方法

1.体にこわばりがあるのかを見る
犬の遊びと喧嘩の違いを判断する方法は、体にこわばりがあるのかを見ることです。
犬が喧嘩をするとき、体にグッと力が入ります。筋肉が緊張するため強張るのです。
ジッと動かずに相手を見据えているとき、すでに体が強張っています。動きがあるときは、体が強張ることで直線的な動きに見えます。
遊びであるときは、体全体にやわらかさがあり、動きがあるときは弾むような軽快さを見せます。
2.プレイバウのポーズをするのかを見る
犬の遊びと喧嘩の違いを判断する方法は、プレイバウのポーズをするのかを見ることです。
プレイバウのポーズとは、犬が相手を遊びに誘うときの仕草です。犬を遊びに誘うときも、猫を遊びに誘うときも、人間を遊びに誘うときも全く同じ仕草をします。
プレイバウは「一緒に遊びましょう!」の合図なので、喧嘩をするときには絶対に見られない姿です。
おしりを高く上げたまま伏せをするような体勢なのですが、遊びに誘うためのプレイバウのポーズなのか、不安や恐怖から頭を下げて身をかがめているのか、ということを見極めることも大事です。
3.役割の入れ替えをしているのかを見る

犬の遊びと喧嘩の違いを判断する方法は、役割の入れ替えをしているのかを見ることです。
犬が追いかけっこをして遊んでいるときは、「追いかける役割」と「追われる役割」を入れ替えながら遊びます。
地面に倒れ込んだ相手を押さえつけるといった行動が見られることもありますが、「押さえつける役割」と「押さえつけられる役割」を入れ替えながら遊びます。
喧嘩の場合では、常に一方の犬が優位に立つため、役割が入れ替わることがありません。
常に一方の犬が追いかけたり押さえつけたりしているとき、常に一方の犬が追いかけられたり押さえつけられたりしているときは、喧嘩をしている、または喧嘩に発展する恐れがある状況です。
4.噛み方に加減をしているのかを見る
犬の遊びと喧嘩の違いを判断する方法は、噛み方に加減をしているのかを見ることです。
犬が遊びの最中に相手のことを噛む仕草をすることがあります。「噛むフリ」をすることもあれば、「軽く噛む」こともあります。
軽く噛むとき、歯を当てているように見えて、ほとんど当てていません。触れた程度です。
喧嘩であるときは、相手が怪我を負うほどの力で噛みます。ガブリッ!と噛んですぐに放すこともあれば、首元に咬みついたまま放さないこともあります。
喧嘩をしている犬同士を引き離そうとするときに注意すべきこと

飼い主は素手で犬の喧嘩の仲介をしてはいけません。興奮した犬が人間の手を本気噛みしてしまう事故が多く起きています。素手ではなく物を使いましょう。
飼い主や周囲の人が大声を出してはいけません。犬の興奮を高めてしまいます。とくに高い声に興奮しやすいため、女性は要注意です。
首輪やリードを力いっぱい引っ張ってはいけません。犬が喉や気管を痛めます。気管が潰れてしまった場合では命に関わる恐れがあります。
まとめ

犬の遊びと喧嘩の違いを判断する方法を4つ解説しました。
- 体にこわばりがあるのかを見る
- プレイバウのポーズをするのかを見る
- 役割の入れ替えをしているのかを見る
- 噛み方に加減をしているのかを見る
犬同士の喧嘩は、長く犬と暮らしている飼い主でさえも焦ってしまいやすいです。
冷静な判断と対応が必要なときです。犬を刺激しないこと、興奮を煽らないこと、落ち着いて行動することが大切です。
そして、最も大事なことは、喧嘩に発展してしまう前に犬同士を引き離すことです。喧嘩に発展してしまってからでは引き離すことが難しい場合があります。



