犬の飼い主が難しいと感じるしつけ

1.トイレトレーニング
「できた!」と思った次の日には失敗していたり、できるんだけどトイレシートからはみ出してしまったり、トイレ以外の場所で排泄してしまうこともあるでしょう。
100%完璧にいかないのがトイレトレーニングです。お家の中ではトイレシートで排泄できるけど外ではできない、といった問題が起こることもあります。
シニア犬になると失敗が増えます。おむつをしていても脱いでしまい、お部屋が汚れてしまいがちになります。
「絶対に外じゃないとしないぞ!」というタイプの犬もいるので、諦めてしまうのではなく、できるまで続けることの根気強さが必要なしつけです。
2.無駄吠えをなくすこと
犬の鳴き声はご近所トラブルにもなりやすいものですよね。
ちょっと物音が聞こえただけで窓の外に向かって吠えたり、インターホンのチャイムの音に吠えたり、つい「うるさい!」「やめなさい!」と叱ってしまいたくなるのではないでしょうか。
ほとんどの場合で「不安」「恐怖」「警戒」「縄張り意識」が吠える原因です。犬にとっては自然なことなので、しつけでコントロールすることが難しい場合があります。
3.甘噛みや噛み癖をなくすこと

甘噛みとは言っても痛いものです。子犬の甘噛みは可愛らしい痛みですが、成犬になると飼い主も怪我をしてしまうことがあります。
興奮したとき、恐怖を感じたとき、飼い主の手を思いっきり噛んでしまう犬もいます。
また、物を噛んで破壊してしまう噛み癖は「いつになったら治るんだろうか…」と悩みの種になりやすいです。
「噛む」という行為には犬の様々な心理や背景があるため、心に傷を負ったことが原因である場合もありますし、しつけでどうにかなる!という単純なものではない場合もあります。
4.お散歩中の拾い食いをやめさせること
拾い食いは犬の命にも関わる恐れのある危険な行為です。絶対にやめさせなければなりません。
しかし、犬は本能的に匂いの強いものに引き寄せられてしまうため、100%完全にやめさせることは難しいものです。
しつけではやめさせることができず、拾い食い防止用として販売されているグッズを活用されている飼い主もいらっしゃることでしょう。
5.お散歩中の引っ張り癖をなくすこと
お散歩中の引っ張り癖は飼い主の体力的な負担にもなりますし、犬の肉体的なダメージにもなります。首や気管を痛めてしまうと、命に関わる恐れもあります。
お散歩が嬉しくて楽しくて興奮していること、「早く歩きたい」「先に進みたい」という自然な欲求が引っ張り癖の原因なのですが、その本能と安全のバランスを取ることが非常に難しいのです。
我が家には14歳の中型犬がいますが、高齢になって引っ張る力は弱まったものの、未だに引っ張り癖は100%完全に解決されていません。
愛犬のしつけを失敗しないためのコツ

- 完璧を目指さないこと
- なるべく叱らないこと
- 絶対に感情的にならないこと
- トレーニングは短時間で集中して行うこと
- 生活の中で自然と教えること
- 失敗ではなく途中経過であると考えること
- とにかく褒めること
失敗しないための最大のコツは「犬を従わせようとしないこと」です。「言うことを聞きなさい!」という考えではなく、「正しいことや安全なことを覚えてもらいたい」という気持ちが大事です。
まとめ

犬の飼い主が難しいと感じるしつけを5つ解説しました。
- トイレトレーニング
- 無駄吠えをなくすこと
- 甘噛みや噛み癖をなくすこと
- お散歩中の拾い食いをやめさせること
- お散歩中の引っ張り癖をなくすこと
愛犬の気持ちとペースを尊重し、日々積み重ねていくことで、犬は安心して学ぶことができます。トレーニングは、飼い主が楽しんでいると愛犬も楽しむことができます。
しつけは一人で頑張ろうとしなくても大丈夫です。どうしようもなく困ったときは、ドッグトレーナーや訓練士などのプロに頼ることも必要です。



