犬を車に乗せるときのNG行為4つ 愛犬とのドライブ前に確認すべきこととは?

犬を車に乗せるときのNG行為4つ 愛犬とのドライブ前に確認すべきこととは?

愛犬とのドライブはとても楽しいものですが、状況によっては事故やトラブルが起きてしまう可能性もあります。この記事では、ドライブ時のNG行為や確認しておきたいことを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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記事の監修

2009年麻布大学獣医学部獣医学科を卒業。
2015年から横浜市内で妻と動物病院を営み、犬、猫、エキゾチックアニマルの診療を行なっています。
2024年現在、犬10頭、猫3頭、多数の爬虫類と暮らしています。
愛犬家、愛猫家として飼い主様に寄り添った診療を心がけています。
内科(循環器、内分泌など)、歯科、産科に力を入れています。

犬を車に乗せるときのNG行為4つ

窓の外を見る犬

1.車内で自由にさせる

犬を車に乗せるとき、座席にそのまま座らせている飼い主さんも少なくありません。

しかし、犬が車内で自由に動き回れる状態にしておくことは、とても危険なことなのでやめましょう。

人間が乗車するときも、シートベルトやチャイルドシートの使用が命を守るために重要だとされていますが、犬でも同じことが言えます。

衝突事故が起きたときはもちろん、急ブレーキや急ハンドル時に体重の軽い犬は簡単に飛ばされてしまいます。

その結果、壁やフロントガラスに体が叩きつけられてしまったり、開いている窓から外に飛び出してしまったりすることがあるのです。

抱っこをしていれば大丈夫だと思う飼い主さんもいるようですが、事故の衝撃を受けたときに手が離れてしまうことは十分考えられますし、飼い主さんの体によって押しつぶされてしまうこともあります。

犬用シートベルトやケージなどを利用して、愛犬の命を守りましょう。

2.運転手が抱っこする

犬を片手で抱っこしたりひざの上に乗せたりしながら、車の運転をしている人がいます。

「抱っこしている方が犬が落ち着く」「少しの距離だから」など、それぞれ理由はあると思いますが、これは本当に危険です。

そもそも片手運転は危険ですし、ちょっとしたときに犬に気を取られて集中力が途切れてしまうこともあるでしょう。

また、犬が動いて視界が妨げられたり、アクセルやブレーキのある足元に降りてしまったりする可能性も考えられます。

交通事故を起こしてしまうと、愛犬や飼い主さん自身だけでなく、他人を巻き込んでしまう恐れもあるので十分注意しなければなりません。

3.窓を大きく開けて外を見せる

車の窓から外を眺めるのが好きな犬もいると思います。

楽しそうに外の景色を見ている犬や気持ちよさそうに風を感じている愛犬の様子を見ると、ついつい窓を開けてあげたくなることもあるでしょう。

しかし、犬の頭が出る可能性があるほど大きく窓を開けるのは、とても危険なのでやめてください。

顔を出したり、窓枠に足をかけて身を乗り出したりしていると、横を通り過ぎるバイクや自転車などにぶつかる可能性もあります。

また、鳥や猫など気になるものを見つけたり、急ブレーキを踏んだりしたときに、犬の体が外に放り出されてしまうことも考えられます。

リードをつけていなければもちろん危険ですし、リードがついていたとしても宙づり状態になってしまうことがあるので、窓は開けないようにしましょう。

4.車内で留守番させる

愛犬とのドライブ中に、買い物や食事を済ませようと、車内で留守番をさせる飼い主さんも少なくないと思います。

確かに、どこにでも犬を連れて行けるわけでないため、そうした状況になることもわかりますが、できるだけそのようなことは避けた方がいいでしょう。

特に、日差しのあるあたたかな日は夏以外でも熱中症になる可能性があるので、注意が必要です。

外気温が20度を超える日は、閉め切った車内の温度が短時間でも上昇してしまうので、犬だけを残していくことがないようにしてください。

愛犬とのドライブ前に確認すべきこと

車内のケージで休む犬

休憩する場所や時間

犬を車に乗せるときは、こまめに休憩をとって愛犬の様子を確認するようにしましょう。

特に、ドライブに慣れていない犬の場合は、短い時間で休憩をとったり長時間のドライブは避けるようにしたりすることをおすすめします。

ぐっすり熟睡しているときなどは無理に起こす必要はありませんが、1~2時間に1回は休憩をとって体を軽く動かせるようにしてください。

最近は高速道路のサービスエリアや道の駅なども、犬連れOKとされているところが増えてきているので、そのような場所を調べてドライブの計画に組み込んでおくといいでしょう。

食事のタイミング

犬のドライブで心配なことのひとつが「車酔い」だと思います。

人間のように車の動きを予想できず、体が揺さぶられやすい犬は、車酔いをして嘔吐してしまうことがめずらしくありません。

満腹の状態で乗車すると、苦しくなりやすく嘔吐の可能性も高まるので、できるだけ乗車の2時間前には食事を済ませておきましょう。

それが難しい場合は、少量だけ与えておくか車を降りてから与えるなどして調整してください。

車酔い時の対処方法

上記の通り、犬が車酔いをしてしまうことはよくあります。ドライブに慣れている犬でも、体調次第では嘔吐してしまうこともあるでしょう。

そのようなときにきちんと対処できるように、事前にしっかりと準備をしておくことをおすすめします。

犬を乗せる場所は汚れてもいいようにトイレシートを敷き詰めておいたり、ウェットシートやタオル、ビニール袋などをすぐに取り出せるようにセットしておきましょう。

動物病院では乗り物酔いのためのお薬を処方してもらうこともできるので、かかりつけの獣医師に相談してみましょう。

まとめ

車内で笑顔のビーグル

愛犬とのドライブで不幸な事故やトラブルが起きてしまわないように、安全対策をすることは飼い主さんの義務だと思います。

十分な注意と配慮をして、飼い主さんにとっても愛犬にとっても楽しく快適なドライブをしてくださいね。

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