犬が『苦手に感じる場所』5選

わたしたちも「好きな場所・苦手な場所」があるように、犬にとっても同じように感じる場所があります。今回は、犬が苦手に感じる場所を具体的に解説します。個体差もあるため100%とは言えませんが、ぜひ参考にしてみてください。
1.大きな音が聞こえる場所
犬は大きな音が苦手…これは多くの人が知り得ていることだと思います。犬の聴覚は人間の約4倍といわれている犬にとって花火や雷が苦手であることはもちろん、普段の散歩でよく遭遇する工事音や踏切、車やバイクのエンジン音も苦手であることが多いです。
『工事現場が近づくと動かなくなった』そんな声もよく聞かれます。これは、自分より何倍も大きな得体のしれないもの(重機)が、大きな人工音を出しているから怖いのです。交通量の多い道路も騒々しく犬に恐怖を与えてしまいます。
2.人が多く混雑している場所
近年ではワンコ同伴可の場所も増えてきており、愛犬と一緒にお出かけしたい…そう考える飼い主さんも多いかもしれません。ただ、あまりに人が多く、普通に歩くことすら困難な場所に連れていくことは控えたほうが良いでしょう。
前述の通り、犬は大きな音を苦手と感じます。大勢の人の声が飛び交う騒々しい場所を犬は好みません。ショッピングモールやお祭り、テーマパークなどに愛犬を連れて行く場合は、愛犬と周囲に十分な配慮が必要です。
3.高い場所や足元が不安定な場所
犬も高所恐怖症のような高い場所への恐怖心はあります。というのも、敵からの攻撃や落下のリスクを避けるため本能的に高所を嫌がるのです。散歩中、歩道橋を歩くことを拒否するのはこのためです。
また、足元が不安定な場所も犬は苦手です。金網や側溝、マンホールの蓋を避けて歩くワンコは多いのではないでしょうか。こういった足元が不安定な場所は犬に恐怖心を与えます。
4.動物病院やペットサロン
動物病院やペットサロンが苦手な犬は多いもの。喜んで行くワンコの方が珍しいですよね。犬がこれらの場所を嫌うのは注射されたり、シャンプーされたり…こういった理由だけではありません。
診察台やトリミング台など高い場所に上げられ、体を拘束されることも大きな理由です。高所であることに加え、自由を奪われている状態がさらに恐怖心を掻き立てるのです。
5.ドッグラン
自由に思う存分走り回れるドッグラン。活発な犬や社交的な犬はドッグランが大好きですが、一方で苦手と感じる犬も少なくありません。飼い主さん以外の人や他のワンコが苦手な犬にとっては嫌な場所として認識しています。
ドッグランで他のワンコに追い回された…そういったトラウマがある犬が苦手意識を持つことは自然でしょう。愛犬の性格を把握した上でドッグランを利用すると良いですね。
愛犬を苦手な場所に連れて行くときの対処法

病院やトリミングサロンなど苦手であっても、連れて行かなければならない場所があります。また、災害時に備えて人混みにある程度慣れさせた方が良いでしょう。では、愛犬を苦手な場所へ連れて行くときに有効な対処法はあるのでしょうか。
- 社会化トレーニング
- 無理をさせず愛犬のペースで
- ポジティブな体験と結びつける
早い段階から愛犬を他の人や犬に慣れさせましょう。成犬であっても、普段の散歩ルートを変えてみるだけでも多くの刺激を得られます。
飼い主さんの心構えとしては、無理をさせず愛犬のペースを保ってあげることです。工事現場を離れたところから観察し音に慣れさせる、人が少ない場所から連れて行ってあげる…といった配慮が必要です。どんなことでも少しずつ慣れさせていきましょう。
とはいえ、病院やサロンは行かなければなりません。おやつをあげたりいつも以上に褒めて愛犬の苦手なイメージを取り除いてあげてください。アイコンタクトや優しい声かけ、スキンシップも有効です。
まとめ

犬が苦手な場所には個体差があり、性格によってもさまざまです。愛犬の苦手を把握することから始めてみましょう。そして愛犬のペースで少しずつ刺激に慣れさせるのです。常に刺激がある状態はストレスとなりますので、メリハリをつけて行ってみてくださいね。



