トリミングに行かなくてもいい犬種5選

犬種によっては、被毛が短く自然に抜け変わるタイプもおり、定期的なカットをしなくても清潔に保つことができます。ただし、「サロン不要=お手入れ不要」というわけではありません。
ブラッシングやシャンプー、皮膚や耳のケアを怠ると、汚れや皮脂が溜まりトラブルの原因になることも。ここでは、カットの必要が少ない代表的な犬種5つと、それぞれの特徴に合ったお手入れのポイントを紹介します。
1.チワワ
短毛タイプのチワワは被毛が自然に整うため、定期的なブラッシングだけで十分。長毛タイプは毛玉になりやすいので、週に1~2回ブラッシングで整えてあげましょう。
被毛ケアに加えて、耳掃除や爪切り、歯磨きなどの“部分ケア”を習慣づけることが大切です。
2.パグ
短く密集した毛が特徴で、カットは不要です。ただし、皮脂が溜まりやすいため、こまめなブラッシングと月1回のシャンプーが理想。
顔のシワや耳の内側は汚れが溜まりやすく、放置すると皮膚炎の原因になるので、やわらかい布で優しく拭き取ってあげましょう。
3.フレンチ・ブルドッグ
被毛が短く、毛量も少なめなためトリミングの必要はありません。ただし、しわの間や鼻周りのケアは欠かせません。
汚れが溜まると炎症を起こしやすいため、濡らしたコットンで優しく拭き、よく乾かしてあげることがポイントです。
4.ビーグル
短毛のシングルコートで、抜け毛処理が中心のケアになります。週に2~3回ブラッシングしてあげると、ツヤが出て健康な被毛をキープできます。
体臭が強くなりやすい犬種でもあるため、定期的なシャンプーや耳掃除も心がけましょう。
5.ミニチュア・ピンシャー
非常に短い被毛で、カットは不要。汚れを拭き取るだけでも清潔に保てますが、乾燥しやすいので保湿スプレーを使うと皮膚トラブルを防げます。
寒さに弱いため、冬は洋服や毛布での保温も大切です。
自宅でできるお手入れの基本

トリミングが不要な犬種でも、日常的なケアは欠かせません。ここでは、おうちでできる基本的なお手入れを4つのポイントに分けて紹介します。
ブラッシングで被毛と皮膚を清潔に保つ
ブラッシングは、抜け毛を取り除くだけでなく、皮膚の血行を促進し、ツヤのある被毛を保つ大切なケアです。
短毛犬なら週に2~3回、抜け毛が多い季節は毎日軽くブラッシングしてあげましょう。ラバーブラシや獣毛ブラシを使うと、皮膚を傷つけずに優しく整えられます。
シャンプーは月1回を目安に
短毛犬の場合、過度なシャンプーは皮膚の乾燥を招くため、月1回程度で十分です。犬用の低刺激シャンプーを使い、しっかり泡立ててから優しく洗い流しましょう。
シワのある犬種は、シャンプー後にしっかり乾かさないと湿気で炎症が起こりやすいので注意が必要です。
耳・爪・歯のケアも忘れずに
耳の中が汚れていたり、爪が伸びすぎていると炎症やケガの原因になります。耳は週に1回、コットンや専用シートで汚れを軽く拭き取る程度でOKです。
爪は月1回を目安に、血管の位置を確認しながら少しずつカットを。歯磨きは歯石や口臭予防に効果的で、歯磨きシートを使えば簡単に続けられます。
肉球の保湿とスキンチェック
肉球は乾燥や摩擦でひび割れしやすい部分です。散歩のあとやシャンプー後に、犬用の保湿クリームを薄く塗って保護しましょう。
あわせて全身を触ってチェックし、かさつき・赤み・しこりなどがないかを確認することで、皮膚トラブルの早期発見にもつながります。
まとめ

トリミングが必要ない犬種でも、日常のお手入れは欠かせません。短毛だからこそ皮脂や汚れが溜まりやすく、放っておくと皮膚トラブルにつながることもあります。
ブラッシングや耳掃除、爪切り、シャンプーなど、ほんの少しのケアを習慣にするだけで、健康状態を保ち、愛犬との信頼関係もより深まります。
サロンに行かなくても、“手をかける時間”が愛情そのもの。無理なく続けられるペースで、清潔で心地よい暮らしをサポートしてあげましょう。



